後藤明生の小説を読む2019/01/21 23:00:46

最近自暴自棄になってきている。もうどうでもいいやと思っているので、久しぶりに後藤明生コレクションを取り出した。最初にあった「関係」をまだ読み終えていなかったので、布団の中で途中から読み出し、なんとか読み終えた。この小説は初期のもので「とつぜん」は出てこない。なんともまだるっこしい文章だが、それが私には快感だった。自暴自棄のときに後藤明生の小説を読むのはいいのかもしれない。

魚籃観音記を読む2018/11/08 23:00:17

自分ではその気がないのに、うっかりエロに関する本を電車で見てしまうことが最近起きる。その一つは、筒井康隆の文庫本を読んでいるときだ。「夢の検閲官・魚籃観音記」という新潮文庫を夏に買い、買ったすぐのときに読んでいなかった短篇を読もうとしたら、「魚籃観音記」にぶつかった。これは紛れもなくポルノ小説である。電車で臆面もなく読んでいる私ははずかしかったが、それでも面白くて電車を降りるまで読むのをやめられなかった。

筒井康隆の文庫本を見る2018/01/11 23:00:47

近くの本屋で、筒井康隆の「残像に口紅を」の文庫本があった。なぜだろうと思っていたら別の本屋でも見かけた。誰か有名人が紹介したのだろうか。買いたかったが、まだ家には読んでいない本がたくさんある。我慢した。
私が「残像に口紅を」を読んだのはもう20年以上前だろうか。千葉に住んでいたとき、近くの図書館で借りて読んだ覚えがある。そろそろ、まだ読んでいない筒井康隆の作品を読んでもいいころなのかもしれない。

意を決して本を買う2018/01/06 23:00:22

意を決して、後藤明生の本を買った。国書刊行会から5巻刊行されている「後藤明生コレクション1」である。
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