フルーティストを思い出す ― 2022/07/24 23:59:59
マルティヌーの「マズルカ-ノクターン」を聴く ― 2021/11/09 23:00:00
ダンディの三重奏曲を聴く ― 2021/04/19 19:30:07
フォーレのシシリエンヌを聴く ― 2021/03/23 23:00:00
NHK のラジオ講座「まいにちフランス語」の応用編は、2021年1月から3月まで「たずねてみよう、オペラ座の世界」という題だ。パリ・オペラ座に関連する教材で構成されている。3月の後半は、ドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」が取り上げられている。
といっても、私の関心はドビュッシーではなく、フォーレである。メーテルリンクの戯曲「ペレアスとメリザンド」を題材とした音楽は、ドビュッシーがオペラにしただけでなく、フォーレも劇付随音楽として作った。そのことについて、ラジオの講座で言及があるだろうか、と私はやきもきしていた。私の心配を解決するかのように、「ペレアスとメリザンドをテーマにした音楽が他にも作られました。フランスの作曲家、フォーレも作りました」と、講師は語った。そして、その劇付随音楽から講師は「シシリエンヌ」を選んで、冒頭を紹介してくれた。
フォーレの曲の中ではとりわけ有名だろう。このシシリエンヌは、もとはチェロとピアノのための曲であるが、劇付随音楽では管弦楽配置され、冒頭のメロディーはフルートのソロになった。オーケストラの音色では、チェロよりフルートのほうが映える。なお、たまたまなのだろうか、フォーレのこれまた有名な「パヴァーヌ」も、冒頭のフルートソロが印象的だ。なお、「パヴァーヌ」は、「たずねてみよう……」の講座全体をとおして、終わりのテーマとして流れている。
ラジオ講座をきっかけに、フォーレの音楽を聴いてみよう、という人が増えるとうれしい。
ハイドンの協奏交響曲変ロ長調を聴く ― 2020/11/17 21:30:00
ハイドンの協奏交響曲変ロ長調Hob. I:105 を聴いた。ハイドンに協奏交響曲(シンフォニろア・コンチェルタンテ)があるとは迂闊にも知らなかった。たまたま家にあったハイドンの CD を見たら、交響曲を集めた CD 群にこれが紛れ込んでいた。
この協奏交響曲は、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、バスーン(ファゴット)が独奏楽器として活躍する。管楽器と弦楽器から、高音域担当と低音域担当を選んだのだろう。この楽器の選び方が、なぜかおかしい。独奏もきらびやかだ。チェロの独奏部を聴くとハイドンのチェロ協奏曲を思い出す。同じ作曲家だから、当然か。
ともあれこんな面白い曲があるとは知らなかった。なんにせよ、生きてきてよかった。
ハイドン 交響曲第99番変ホ長調を聴く ― 2020/11/16 19:17:00
ハイドンの交響曲第99番変ホ長調を聴いた。第2楽章は緩徐楽章で、ところどころ木管楽器のアンサンブルが浮き立つ個所がある。特にファゴットの音色が心地よく響く。
大学祝典序曲を思い出す ― 2020/01/10 23:00:13
ブラームスは「大学祝典序曲」という作品を残している。ドイツ語のタイトルは Akademische Festouvertüre であり、大学に相当する Universität が出てこないのは面白い。それはさておき、途中で2/4拍子に代わるところを見てみよう。正確には157小節のアウフタクトにあたる D の音符はまだここでは2/2拍子なのだが、そこはご愛敬ということで。
浦和の発表会を聴きに行く ― 2018/09/15 23:00:35
昼飯を食べたら、こうした苛まれた気分は消えてしまった。それでも肉体的には疲れていたので、家に帰ったらすぐに眠ってしまった。
ベートーヴェン交響曲第5番Op.67 (2) クラリネット ― 2016/01/28 23:51:10
岩城宏之は山本直純に「この謎が解けるか」と言われたことがあるらしい。
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