スヴェインビョルンソンのヴィキヴァキを聴く2016/01/01 22:32

スヴェインビョルンソンという人が作曲したヴィキヴァキという曲を聴いた。表題からしてもっとはじけた曲かと思ったら、ごく普通の2拍子の舞曲であった。去年の暮、紹介してくれた若者がいなかったら、俺もこんな曲知らないうちに死んでいただろう。

それはともかく、俺ももっと変な作曲家の変な曲を掘り当てないと。

ブゾーニのヴァイオリンソナタ2015/02/21 16:58

ブゾーニのヴァイオリンソナタは、第2番ホ短調が作品 36a としてよく知られている。また、第1番ホ短調Op.29 もCDでカップリングされることが多い。番号のないハ長調(1876)もある。

かっこいいのは第2番だが、第1番もなかなかダイナミックで迫力がある。また、習作と思われるハ長調はブゾーニらしさが出ていないためかかえってすっきりとして好感がもてる。

テリー・ライリー:インC2015/02/15 19:33

これもミニマルミュージックである。最初はC(ド)の音しか聞こえないから最後までこの調子でやられてはかなわないな、と心配した。もちろん、徐々にド以外の音が聞こえてきたので安心したが、やはりドの音はどこかで響いている。

しかし、これはなんだかおもちゃを散らかしたみたいな曲だな、というのが最後まで聴いたときの感想だ。

スティーブ・ライヒ:6台のピアノ2015/02/15 16:33

最近どんなCDを持っているかも忘れている。このCDも掘り出した、という感じだ。聴くのは10年ぶりぐらいだろうか。

繰り返しのなかにちょっとずつ変わったところがあってそれが絶えず続いていく、という細工がミニマルミュージックで、そんなところが気に入っている。後に不愉快なところが残らない、という後ろ向きな聴き方がいいのかもしれない。

ラフマニノフ「交響曲第2番」2015/02/15 16:11

今まで知らなかった曲というのは山ほどある。その中の一つがラフマニノフの交響曲第2番だ。甘い旋律がたくさんあり、特に第3楽章が有名だということだということでいまさらながら CD を買った。なるほど、最初から最後までラフマニノフ節だ。オーケストラは疲れるだろうが、聴いている側は楽しいだろう。さて、第3楽章はたしかに流麗なメロディーで、どこかで聞いたことがありそうなほどだ。実際どこかで使われたことはあるのだろうか。

ジョン・クーリッジ・アダムズ「シェーカーズ・ループ」2015/02/15 13:18

ジョン・アダムズはミニマルミュージックの作曲家としてよく知られている。「シェーカーズ・ループ」という弦楽のための作品を聴いている。弦楽だけだから音色の変化という意味ではオーケストラ作品に及ばないが、逆に同質性という意味ではより聴きやすい。弦楽の表現力に改めて驚く。

スティーブ・ライヒ「砂漠の音楽」2015/02/15 12:13

ミニマル・ミュージックという音楽の流れがある。ごく短い音の断片を繰り返して音楽を作っていく様式、と私は理解している。スティーブ・ライヒはその始祖であり、多くの作品を作っている。私が知っているのは、この「砂漠の音楽」しかないのだが、たまに聴いている。中身があるのかないのかはわからないが、気持ち良ければそれでよいと思う。

斎藤高順「ガラスの星座」2010/03/28 22:39

なぜかふと思い出したのが、斎藤高順の「ガラスの星座」という小品である。
NHKが「ピアノのおけいこ」と称してピアノの先生と生徒の稽古をテレビで放映していたことがあった。私はテキストを買ってきて練習したが、その中にこの曲があった。

ABAの3部形式で、Aは急速な3連音符が左と右で交互に奏される。Bでは遅くなり、対位法的にメロディーが絡み合う。特筆すべきは、A部では左手は白鍵だけを、右手は黒鍵だけを奏すること、そしてB部ではその逆になることだ。ショパンの「黒鍵のエチュード」は、右手だけのことを意味することを知り、なんだよー、と悪態をついたが、この曲は白鍵と黒鍵を片手に厳密に割り当てている。

曲想はというと、確かにこれがガラスの星座というイメージに合う。この曲を練習したときには、調性を失った現代音楽というものはこういう美しいものか、と妙に感動した覚えがある。

ベートーヴェンのバガテルのナポリの六度2010/02/16 22:41

昔聞き覚えのある曲を頭の中で再生してみた。
すると急に思い出した曲が、ベートーヴェンのバガテルOp.126のロ短調だった。
N先輩がよく弾いていた曲だった。
この曲はPrestoで2/2拍子、4分音符の不完全小節から始まるが、5小節目から8小節めがナポリの六度っぽい。「っぽい」というのが妙だが、定型にあてはまらないということだ。

ティペット「ピアノソナタ第3番」2007/02/26 21:51

イギリスの作曲家の作品は、一般に淡泊な印象がある。しかし、ティペットのこのピアノソナタはごりごりしていて、音がこれでもかというほどに氾濫している。

第1楽章は高音と低音で啀み合っているかのような主題から始まる。途中の経過句が美しい。

第2楽章は音の響きの重層性を追求した曲。

第3楽章は圧倒的な推進力で突き進む。そこかしこで聞こえるトリルは悲鳴にも似ている。

この難しい曲を1年間練習したことがある。ついぞ弾けなかったけれど、こういった辛口の曲を聞きたいと思って最近CDを買った。