ハイドンの交響曲第45番「告別」を聴く ― 2023/03/22 23:59:59
ハイドンの交響曲第45番「告別」を聴いた。第1楽章は嬰ヘ短調という、交響曲としては珍しい調で書かれている。もっと珍しいのは第3楽章と第4楽章の末尾で、嬰ヘ長調で書かれている。
第1楽章は短調だが、それほど暗くはない。さっそうとしている。
第4楽章は、ハイドンらしくきびきびしている。
ところが後半はメヌエットのような、ゆったりした曲調に代わる。
ここで最後、嬰へ長調で終結するのがいい。この曲は、終結に向かって楽団員が徐々に退場することで知られている。交響曲にパフォーマンスが取り入れられたのは、この曲が初めてだろうか。
ハイドンの歌劇「薬剤師」序曲を聴く ― 2022/05/07 12:53:15
ハイドンの弦楽四重奏曲「五度」を聴く ― 2022/05/01 19:57:29
弦楽四重奏曲はどんな曲もいいと思う。今度もハイドンの弦楽四重奏曲で、Op.76-2 の「五度」だ。最初の第1バイオリンが五度下降するメロディーを弾くからこの名前がついている。なんと安直な命名だろうか。音楽はすばらしいのに。
第2楽章は落ち着いている。しかし、いまだに覚えられない。覚える必要はないことはわかっているが、悔しい。
第3楽章のメヌエットは、ずいぶんと無骨な始まりだ。
第4楽章はモーツァルトのように軽やかだ。
ハイドンの弦楽四重奏曲「日の出」を聴く ― 2022/04/30 18:23:23
ハイドンの弦楽四重奏曲 Op.76-4「日の出」を聴いた。この名のいわれは、第1ヴァイオリンの上昇音形が日の出のようだから、ということらしい。そういわれればそうだが、それだったらほかの上昇音形の曲もすべて「日の出」になったはずだ。ハイドンの曲は、名前をつけずにはいられない人懐こさがあるのだろうか。
第2楽章はアダージョだ。2小節めですでにフェルマータが出てきている。そんなに疲れているのか?ハイドン!
冒頭のEs-D-Es を聴くと、 私はモーツァルトのピアノソナタ K. 533 の第2楽章を思い浮かべる。似ているのはそこだけだ。
第3楽章はメヌエット。普通のメヌエットだが、「シ」から始まるのは少しだけハイドンらしいかな。
第4楽章は、下の楽譜の f があるところ(正しくは fz)、の装飾音がバナナで滑ってしまった人のようで、おかしい。
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第4楽章を聴いた。 ― 2022/04/22 23:59:59
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第4楽章を聴いた。この楽章は短調が支配している。ベートーヴェン調の冒頭と合わせて、ちょっと異例だろう。
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第3楽章を聴く ― 2022/04/21 23:59:59
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第3楽章を聴いた。
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第2楽章を聴く ― 2022/04/20 23:59:59
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第2楽章を聴いた。改めて聴くと、変奏曲としては単純だ。どの変奏でも、どこかの楽器が主題とほとんど変わらない旋律を弾いている。
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」第1楽章を聞く ― 2022/04/19 23:59:59
ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第1楽章を聴いた。
ハイドン 交響曲第95番ハ短調を再度聴く ― 2021/06/28 21:52:05
ハイドンの交響曲第95番ハ短調をライブ映像を見ながら聴いた。最初聴いたときは新鮮で感激したが、今回はせっかくのライブ映像があるのにあまりときめかなかったのはなぜだろう。それでも、第3楽章と第4楽章が面白いという印象は同じだった。
下記は第4楽章44小節から、フーガ風経過部のチェロの入りである。コントラバスはチェロと同じである。管楽器とティンパニは省略した。
ハイドンのオルガン協奏曲第2番を聴く ― 2021/03/19 23:00:00
ハイドンのオルガン協奏曲第2番 Hob.XVIII:8 を聴いた。2本のトランペットとティンパニが任意であるが、これらがあると華がある。楽譜を書こうと思ったが、IMSLP にはない。第1楽章の冒頭をわかる範囲で楽譜に起こしてみた。肝心のオルガンのソロはまだ出てこないので書いていない。
さて、ハイドンの作品を聴いた感想を長い間このブログにつづってきたが、今日でひとまず終わりとする。というのも、昔買った、 ハイドン作品40枚CD組(www.hmv.co.jp)を聴き終えたからだ。本当は残りのハイドンの交響曲も聴きたいが、それまでに自分の寿命が尽きてしまうかもしれない。次回からは、ほかの作曲家の作品も紹介したい。