いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」を聴く2025/04/22 23:05:04

テレビを見ていたら、由紀さおりが、いしだあゆみの名曲、「ブルー・ライト・ヨコハマ」を歌っていた。由紀さおりもさすがに年をとったか往年の安定さが少し失われたが、それでも安心して聴ける。亡きいしだあゆみの歌を今歌わせたら最適の歌手だと思う。

そしてもう一つ思い出した。いしだあゆみが亡くなったことを知った時、いしだが歌った一番よく知られているこの曲のことを少し前のブログに書いたのだけれど、この歌いだしが「ミラシド」の逆行形の「ドシラミ」であることに今改めて気づいた。自分でミラシドのページを立ち上げておいて、そこに今まで「ドシラミで始まる曲が思い出せない」と書いていたのが本当にバカだった。そのおわびに、今ここで楽譜を掲げ、ついでに MIDI にコードも付けた。再生するとリズムがあまりにも鈍重だが、ほかのリズムにする方法を私は知らないので勘弁してほしい。

お座敷の曲を練習する2025/03/30 16:56:47

きのうは仲間とお座敷の曲を練習した。練習した曲のうち、「The Shadow of Your Smile」や「高校三年生」は「ミラシド」で始まり、久石譲の「Summer」や「そよ風に乗って」は「ソドレミ」で始まるのでなぜかおかしかった。

中森明菜の「難破船」を聴く2025/03/26 21:56:41

最近、昔の歌謡曲を長尺のテレビ番組で流すことが増えたような気がする。そんな番組を見ていたら、中森明菜が「難破船」を歌っていた。この歌はほとんど覚えがなかったが、それでも少しは聞いたことがあるメロディーがあった。昔は歌番組なんて聞こうと思ってかじりつくことはなかったのに、よく今でも覚えているものだ。

ところで、加藤登紀子作曲のこの歌は、ミラシドで始まる。
楽譜をとりあえず起こしてみたが、中森明菜の歌唱は冒頭かなりハスキーで、とくに「忘れればいい」のところが音程が定まっているのかわからないほどだ。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴く2025/01/24 10:24:30

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いた。チャイコフスキーは本当にプロだと思う。聴かせるところをきっちり作っている。このプロ根性には頭が下がる。

第2楽章はまぎれもない「ミラシド」で始まる。浪花節だと思う。私(たち)のようなアマチュアが(チャイコフスキーに限らない)クラシック音楽を演奏するとよく「そんな弾き方では浪花節になってしまいますよ」と指導者からいさめられることがよくある。しかし、私はそんなとき、内心で反抗する。「浪花節で何が悪い」と。

ベートーヴェンの交響曲第9番を聴く2024/12/28 23:53:19

ツィゴイネルワイゼンのあとは、ベートーヴェンの交響曲第9番をコンサート会場で聴いた。おそらく全曲を演奏会で聴いたのは生まれて初めてのはずだ。一度かなり昔に夏(梅雨)のころに聞いたような気がしたが、たぶん幻だったのだろう。また、第3楽章と第4楽章は舞台の上で(楽器を弾きながら)聴いたが、客席で全曲を聴いたのは初めてだった。この曲は高校生のころによく聴いていて、NHKFMでかかっている「第9」を聴きながら受験勉強したことをよく覚えている。第1楽章の内声の刻み、第2楽章のティンパニの活躍と「ミラシド」のリズム、第3楽章の転調、第4楽章の独唱と合唱の迫力が、すべてすばらしかった。

「ツィゴイネルワイゼン」を聴く2024/12/28 23:46:26

早い夕食をとってから、さいたま市文化センターに出かけ、コンサートを聴いた。最初のプログラムは「ツィゴイネルワイゼン」であった。この曲を聴くのは久しぶりだ。最近、コンサートでヴァイオリンの技巧を聴くときにはどういうわけかラヴェルの「ツィガーヌ」が多い。もちろん「ツィガーヌ」も好きだが、「ツィゴイネルワイゼン」は昔から聴いていて、やはり私の演歌的な情緒に合う。「ミラシド」で始まる節はなんともかっこいい。独奏者は白の上下を着ていた。本当は白馬に乗って来たかったのではないかな。

私が初めて聴いたのはたぶん中央公論社の「世界の名曲」に収められていたアルテュール・グリュミオー(Vn)とイストヴァン・ハイデュ

の演奏だったと思う。ツィゴイネルワイゼンの名前で、とつぜん「イストヴァン・ハイデュ」を思い出したのは不思議である。

フォーレの「アポロへの賛歌」を聴く2024/11/14 23:12:07

少し前に買ったフォーレ全集のなかから「アポロへの賛歌」(Hymne à Apollon)を聴いた。以前 YouTube で聴いたことはあったが、こうして CD で聴くのは初めてだ。よちよち歩きの旋律におずおずと和声を付けたかのような趣がある。この後フォーレは「ペネロペ」というギリシャの物語を題材にとってオペラを書くことになるので、その練習だろうか。5/4拍子が珍しいが、古代ギリシャではこれが普通だったのだろうか。ついでにいえば、私が聴いたこの曲は歌がミラシドで始まっているで楽譜もそうしているが、IMSLP の別の版ではミラシドではない別の節が始まっている(5/4拍子は変わりない)。何があったのだろうか。

なお、この歌は編曲されて、Benjamin Bernheim というテナー歌手によって 2024 年パリオリンピックの閉会式で歌われたという。

安全地帯の「恋の予感」を聴く2024/09/19 22:50:51

テレビを見ていたら昔の映像が出ていて、安全地帯が「恋の予感」を歌っていた。Bメロがミラシドで始まっていたので採譜した。 発売当時は聞いた覚えがなく、その後も「ワインレッドの心」以外はほとんど聞くことがなかった。今になって、この「恋の予感」や「田園」(こちらはサビがソドレミ)を聞くようになって、玉置浩二の歌が好きになってしまう人の気持ちがわかるような気がしてきた。
今回は久しぶりにコードを付けた。リズムがおしゃれではないが勘弁してほしい。

加古隆「パリは燃えているか」を聴く2024/09/14 17:53:16

テレビを見ていたら、加古隆の「パリは燃えているか」が聞こえてきた。おお、そういえばこの曲はミラシドで始まっていることは知っていたが、自分のページで取り上げていただろうか、と確認したらなかった。あわてて楽譜に起こして、この曲もミラシドで始まっているんだよ、とブログではっきりさせることにした。

ただ、NHK の「映像の世紀」を見た覚えはなく、したがってこの曲をテレビで聞いたこともごくわずかしかない。NHK の番組で使われた「黄昏のワルツ」のほうは覚えているのに、なぜだろう。

ボレッティの「愛の神と戯れる者は」を聴く2024/09/13 21:25:27

ジョバンニ・アントニオ・ボレッティ(Giovanni Antonio Boretti)の歌劇『ヘリオガバルス』から、「愛の神と戯れる者は」を聴いた。この歌はミラシドで始まる。楽譜を探したが見当たらないので、単に記録するだけにとどめる。

歌劇の名前『ヘリオガバルス』とは何のことかわからなかったが、調べてみるとローマ帝国第23代皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥスの別名だという。