小坂明子の「あなた」を聞く2020/03/31 20:32

NHK の番組を見ていたら、小坂明子の「あなた」を歌手二人が歌っていた。イントロを聞いただけで「あなた」だとわかってしまった私は中高年である。

私はこの歌を聞くと嫌なことを思い出す。最初のピアノの先生は優しいお人柄だったが、次の先生は厳しい先生だった。厳しくするのも無理はなかったがその理由は書かないでおく。とにかく厳しくて練習をするのが嫌になり、次の先生の稽古はたった1年しか続かなかった。そのころ流行していたのがこの「あなた」だった。この歌を聞くと、あのつらい練習を思い出し、合わせて練習に耐えかねて逃げ出した挫折を思い出すのだった。

原博の前奏曲とフーガ19番を分析する2020/03/30 23:00

原博の前奏曲とフーガ19番を分析しようとしているが、まだ進んでいない。いまのところ、ネタだけを書いておく。

・前奏曲はツェルニー40番練習曲(Op.299)の第35番練習曲を思い出す。ちなみに、この練習曲は昔々、NHK のある青少年向けドラマで使われていたことがある。

・フーガはやはりバッハの平均律第1番のイ長調フーガを思い出す。原博のは 5/8 拍子、バッハのは 9/8 拍子だが、バッハのはフーガ主題で、原博のは推移部で、それぞれ現れる4度のバッテリー(トレモロ)の上昇や下降がどこか似ているのだ。

チェロの本を見つける2020/03/05 23:00

私はチェロの本をそれほど持っていない(ピアノの本よりは持っていると思う)。そういえば、最近見ていなかった「チェロに近づく チェロが近づく」という本があるはずだと家探しして、見つけることができた。これは面白い本である。この本の p.88 に「チェロの代表的な教則本」として、<『WERNER』(中略)教則本は、ピアノにとっての『BEYER』(バイエル)に当たります。WERNER にはチェロを弾きうえで大事なエキスが沢山含まれています。>と書かれている。

さて、WERNERは、ピアノにとっての BEYER に当たるのだろうか。私はそうは思わない。その理由ははっきりしない。おそらく、初級者の卒業レベルが BEYER だったり WERNER だったりすると思うのだが、そのレベルがはっきりしないからだろう。

私が持っている WERNER は BOOK I と BOOK II 、すなわち前半のみである。BOOK III, BOOK IV は載っていない。少なくとも、BAYER と比較するのは、前半のみだろう。

チャイコフスキーのピアノ作品を見る2020/02/24 14:53

チャイコフスキーのピアノ曲を見ていたら、夢想(Грёзы)という小品があった。途中で、"Quasi cello"(チェロのごとく)という指示がある。それなら、最初からチェロ用に作ればいいのではないか、というのはただのたわごとである。

「愛の挨拶」を練習する2019/12/06 23:24

エルガーの「愛の挨拶」を練習した。クラリネットとチェロ、ピアノの三重奏版である。私はピアノ担当である。翌日が本番なので少しだけ練習した。下記はピアノ伴奏部分だけ、最初の2小節だけである。

これだけでも私は恐怖におびえるのだった。右手の和音が均等に出せてテヌートできるだろうか。

ほかの箇所でも、この編曲は今までに経験したどの編曲よりも難しかったのだった。

ハイドンのピアノソナタ Hob. XVI/32 を聴く2019/12/04 22:09

ハイドンのピアノソナタロ短調 Hob. XVI/32 を聴いた。こちらはあまり知られていないかもしれない。

下記はその第1楽章の第二主題提示部の13小節から14小節である。なぜか突然左手重苦しい D の主和音を使うのか、不思議である。当時はフォルテピアノだからもっと軽い音が出たのだろう。

なお、原譜では左手の一拍めに白玉(全音符)と同じDの位置にある[D Fis A]の和音もあるのだが、この音符を書くと同時にDで伸ばして全音符で隠れてしまうので、あえてつけなかった。

ハイドンのピアノソナタ Hob. XVI/46 を聴く2019/12/03 22:50

ハイドンのピアノソナタを聴いた。変イ長調 Hob. XVI/46 という、よく知られたソナタだ。ソナタアルバムに入っているかもしれない。私は練習したことはない。もっぱら聴くだけだ。なぜハイドンが好きなのか、 自分でもよくわからない。

下記はその第3楽章冒頭4小節である。表記法が拙いところが多くあるが、拙さの一部は楽譜浄書システムにその一端がある。例えば全休符を8分休符2個にしているところなどがそうである。本当ならば(不完全小節を除いた)1小節は全休符としたいのだが、このシステムでは すなわち abcjs では、拍子にかかわらず、1小節を8分休符*8としないと全休符の記号にしてくれない。かといってそのように入れると、2小節も休みの記号となってしまう。かといって、1小節に2分休符1つだけいれると、全休の使い方もわからないのか、といわれそうだ。そのため、8譜休符を2個入れてごまかしている。

ハイドンのピアノソナタを聴く2019/11/28 23:56

ハイドンのピアノソナタを聴いた。ホ長調 Hob. XVI/31 という小さなソナタだ。3 楽章全部弾いても繰り返しなしなら 10 分もかからない。このかわいらしいソナタを聴きながら、昔のことを思い出した。

私は小学生のとき、ハイドンのハ長調のピアノソナタ Hob. XVI/35 を練習した。ソナチネアルバムに載っている、あれである。最初の先生のところで仕上げて幼心に満足していた。そして次の2度目の先生のところで入門するときに、先生から、何か弾いてみなさい、と言われた。腕前を見定めるためだろう。わたしはこのハ長調のソナタの第1楽章を、自分なりに一所懸命に気持ちを込めて弾いた。弾き終わって先生は不満の意を漏らした。具体的にはどんなことばだったかは覚えていない。訴えてくるものがない、という意味だったように思う。好きなハイドンを弾いたのに、つれないことばだった。それからその先生のもとで、ハイドンを習う機会はついぞなかった。技術がなかったから当然ともいえるが、ハイドンの恨みはその後残り続けた。

2度目の先生でのピアノの稽古をやめてから、ハイドンをけなされた恨みは忘れられず、ソナタを弾く改めての機会をずっとうかがっていた。頃合いよしと思ったのはやめてからちょうど10年後だった。このホ長調のピアノソナタを選んだ理由は思い出せない。その機会では十分以内という制限があり、それに合うようなソナタを選んだだけかもしれない。わたしはこのハイドンを人前で淡々と弾いた。弾き終わったらある方から「ハイドンは今のこの弾き方でいいんだ」と励まされたことを覚えている。下記はその第1楽章冒頭2小節である。

練習をする2019/11/24 21:42

北千住駅の某所にて、チェロの方と歌の方とで練習をした。

気象庁、気象庁、気象庁と3回唱えれば(悪いものを食べても)当たらない、という冗談があったが、私のピアノもそれに使えそうだ。

原博の前奏曲第6番を見る2019/10/28 21:13

原博の24の前奏曲とフーガの第6番ニ短調の前奏曲の楽譜の誤植を見つけた。本位記号の抜けが2か所あった。下記楽譜ではその本位記号を補っている。普通に弾けば、本位記号で弾くだろうところだ。