野口五郎の「甘い生活」を聴く2024/04/09 23:19:15

野口五郎が歌う「甘い生活」をテレビで聴いた。テレビによれば、この曲は野口五郎最大のヒット曲だという。そうか、「私鉄沿線」ではなかったのか。

シューベルトの「36の独創的舞曲」D365-2を思い出す2024/04/03 20:06:09

エマールのピアノの録画を聴いていたら、シューベルトのワルツが聞こえてきた。あれ、これは聞いたことがある。ひょっとして、50年位前の、「ピアノのおけいこ」の始まりか終わりに聞こえてきた曲ではないか。あのときの講師は深沢亮子だったか井口澄子だったか。世の中のことは何も知らない、ただの子供だったころに急に連れ戻された気がした。画面にうつった D365 というドイチュ番号をもとに調べたら、「36の独創的舞曲」(最初のワルツ集)Op.9 という曲集の第2番だということがわかった。ただの子供がただのおじさんになっても、この曲を未だに覚えていたことが不思議だ。そして、この独創的舞曲の2番は、「悲しみのワルツ」という名前が付されていることを、今初めて知った。


日本文化センターのうたを思い出す2024/03/14 23:20:56

何かのテレビ番組かテレビコマーシャルを見ていたら、日本文化センターの名前が出てきた。そういえば、日本文化センターのコマーシャルは最近見ていない。と思うと同時に、コマーシャルのうたを思い出した。実際にはこの前にフリーダイヤルの番号が入る。


「あゝ上野駅」を聴く2024/03/12 23:59:59

テレビをつけたら、「あゝ上野駅」を工藤夕貴と五木ひろしが歌っていた。ミラシドで始まっていたので、楽譜も一緒に掲載した。


J.シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲を聴く2024/02/26 23:59:59

ヨハン・シュトラウス二世の喜歌劇「こうもり」序曲を聴いた。最近は作曲者を紹介するときにヨハン・シュトラウス一世か二世かを、特段言わないようだ。たいていJ.Strauss といえば二世のほうで、一世のほうはラデツキー行進曲などに限られているからだろうか。

さて、この「こうもり」序曲には思い入れがある。私がオーケストラで初めてチェロで参加して引いた曲だからだ。しかも、その初回のオーケストラのあとで、別のオーケストラでも弾いた、私がただ一つ2回弾いた曲でもある。つまり、私のオーケストラ体験は非常に貧弱なものであることがわかる。

楽譜は冒頭の数小節を、弦だけに限って写したものだ。ここを聴くだけでわくわくする。


バッハの「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」を聴く2024/02/22 19:32:38

バッハのオルガンコラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ BWV645」を聴いた。ソドレミで始まる曲として有名である。


八代亜紀の「おんな港町」を聴く2024/01/10 11:05:52

八代亜紀の訃報に接した。そういえば昔の私の家に、八代亜紀のカレンダーが数年間飾られていたこともあった。あのハスキーな声は魅力的だった。以前このブログでは、「愛の終着駅」を取り上げたが、今回は「おんな港町」の楽譜を書いてみた。ミラシドで始まるからだ。サビで「忘れたいのに 忘れられない せつない恋よ」と歌いあげるところが好きだ。

フォーレの作品番号なしの「夜明け」を聴く2024/01/03 18:56:11

おとといはフォーレの「あけぼの」(あさやけ)を記事にした。今回は名前がよく似ている「夜明け」(L'aurore)を聴いた。こちらの作曲は1870年とされている。フォーレは1845年に生まれているから、ごく初期の作品だ。詞はヴィクトル・ユゴーによる。萩原英彦は、やがて《五つのヴェネツィアの歌》の”新緑()に生育する”と言っている。


フォーレの「あけぼの」を聴く2024/01/01 18:49:36

新年のはじめは、どんな記事で始めようか考えてしまった。フォーレの没後100年だから、フォーレの記事で始めたい。フォーレでしかも新年にふさわしい曲はあるのだろうか。元旦といえば初日の出だ。初日の出から「あけぼの」を連想した。それならば、Auroreがある、ということでこの Op.39-1 を選んだ。フォーレには L'aurore という、定冠詞つきの「あけぼの」もあるが、ごく初期の作品だからだろうか、こちらは作品番号がない。さて、この「あけぼの」(または「あさやけ」とも)は、フォーレの才が強烈に出た作品ではないが、逆にその穏やかさが新年最初に取り上げるのにふさわしいともいえる。私が好きな作品でもある。

エレファントカシマシの「友達がいるのさ」を聴く2023/12/15 23:59:59

エレファントカシマシの「友達がいるのさ」を聴いた。この曲の歌いだしは、スタジオ録音とライブでは少し違う。ここで取り上げたのはあるライブ音源からの楽譜起こしだ。なぜ楽譜起こしをしたかというと、ソドレミで始まっているからである。