電車の席で話しかけられる ― 2025/03/01 22:40:48
私はチェロを抱えながら電車でシルバーシートに座っていて本を読んでいた。私はシルバーシートでも平気で座るぐらいには神経が太い。もちろん、自分で年寄りだと思っていることもある。すると、空いている隣の席に若い女性が座ってきた。しばらくすると、女性が「それ、チェロですか」と尋ねてきた。私は、「はい、これはチェロです」と答えた。「実はチェロケースでしたチェロは中に入っています」などという無粋な答はしなかった。すると、女性は「実は昔、高校のころ、チェロをやっていたんですよ」と話し出した。うーむ、わたしのような外観のすぐれない男に向って話を続けるとは、なかなか大胆だ。そこで私も少しずつ話をした。今いるオーケストラの話や、電車で向かっている合奏団の話、これらで取り組んでいる曲の話などである。先方の話も聞いたが、それは内緒にしておく。5分ちょっとほど話をして、先方はある駅で降りて行った。今日はきのうに比べて気温が高くなったということもあり、気分がよかった。
今年を振り返る ― 2024/12/31 09:42:40
今年を振り返ることにした。あまり変化のない年だったが、一つだけ記すとすれば、某月某日、オーケストラで、たった5小節だけのチェロのソロを披露したことだろう。私は本番であっても緊張したことがほとんどなかったが、このときばかりはさすがに緊張した。出来は書くまい。ともあれ、オーケストラでソロのチェロを弾くことはもう二度とないだろうから、いい冥途の土産になったと思う。いや、まだあの世に行くにはまだ早いな。長生きするぞ。
ではみなさま、よいお年をお迎えください。
グラズノフの「エレジー」に誤植があることを知る ― 2024/12/23 23:33:45
チェロの練習をする ― 2024/12/04 23:11:16
チェロの練習をした。オーケストラの曲で、やたらと難しく、長い。有名な曲なのだが、アマチュアがやるのには無理があるのではないだろうか。しかし、日程も決まっている。ひいこらいいながらさらっている。くじけそうになったときは、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」を読むと、力が湧いてくる。
組曲「ドリー」管弦楽版のチェロパート譜の誤植に悩む ― 2024/11/26 22:33:53
必要があって、フォーレ作曲、ラボー編曲の組曲「ドリー」管弦楽版を見ている。第6曲の「スペインの踊り」で、チェロパート譜の最後のページを見てみると、pizz. がずっと指示されていて arco になっていないのに、練習記号7でダウンボウの指定がある。これはおかしい。スコアを見たらわかるだろう、と思ったら、IMSLP のスコアでも arco の指定が落ちている。
一つの可能性は、練習記号6からはずっとpiz.. でひっぱって、7 でarco になるというもの、もう一つの可能性は練習記号 6 から 8 小節は pizz で、次の ff からarco になるというものだ。後者の可能性が高いと私は思う。というのは本曲冒頭の音形では練習記号1からarcoになっていて、これが練習記号6からの9小節めとほぼ同一だからだ。この最初のほうも少しおかしくて、練習記号1 で arco の指定があってその後 pizz. がないのに練習記号2で再度arcoの支持がある。
こうやって見比べると別の誤植も発見した。練習記号2の2小節前、2拍めはBだが全音上のCが正しい。 正しいスコアがほしい!
The Village Food & Beer に行く ― 2024/10/14 23:09:09
きのうは某所でチェロの練習をしてきたので疲れた。練習後はめったにないことなのだが、一人で飲みに行った。東武伊勢崎線蒲生駅から徒歩 10 分あたりの場所にある The Village Food & Beer というところである。小さな空間だが、落ち着くことができた。3種類のクラフトビールの飲み比べができるというので頼んだ。ホップの苦みが豊かなビール、香りが華やかなビール、塩味が効いているビールと三種三様でおもしろかった。つまみには、タコとアボカドのジェノベーゼを頼んだ。これもまた絶品だった。
ハイドンの「ひばり」を久しぶりに聴く ― 2024/09/30 23:02:20
なんだか気分が今一つ乗らなかったので、久しぶりにハイドンの「ひばり」を聴いた。そういえば昔、ハイドンの「ひばり」を聴くという記事を書いていたことを思い出した。この記事を書いていたときも気分が沈んでいたと思う。
昔の記事では第1楽章のことを書いている。今日は第4楽章のことを書こうと思ったが、うまく書けるか自信がない。そこでもう一回、第1楽章のことを書く。
私が昔、八重洲室内アンサンブルに入った時は、ピアノを弾きたいという意思をもっていた。ただ、ピアノの方はすでにいらしていた。そんなこともあって、あまりお呼びがかからなかったのだろう。その後しばらくして、およびがかかるようになり、ピアノ専門要員として行きだした。
あるとき練習にお邪魔したら、バイオリン2人とビオラ一人がいらっしゃったが、チェロはいなかった。誰かが「ここに『ひばり』の楽譜があるから弾いてみようか」と言い出して、私だけ弦楽器が弾けないものだからチェロのパートをピアノで音を出してみた。第1楽章を引き終わって、「ああ、俺がチェロを持っていて、チェロが弾けたらなあ」と強く思った。私がチェロを買って練習し始めたのはこれがきっかけだ。およそ 40 年前のできごとである。『ひばり』を聴くと、そんな思い出もよみがえる。
第4楽章はこんな感じだ。最初に生演奏で聴いた第4楽章は遅いと感じた。たぶんここで再生できるテンポぐらいだったはずだ。でも、今ではこのぐらいのテンポでちょうどいいと思う。
某所に行く ― 2024/09/23 22:51:16
某所に行って、チェロの仲間と練習してきた。
カレー屋ランチビュッフェに行く ― 2024/08/19 23:59:59
練習に行く ― 2024/07/28 23:59:59
この日は私が所属する組織の練習に行った。
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