ショスタコーヴィチのピアノと弦のための五重奏曲を思い出す2020/08/26 23:00:00

そういえば、1980 年ごろ、ピアノと弦のための五重奏曲にはどんなものがあるのだろうとワクワクしていたことがあった。

レコードで聴いたのはシューベルトの「鱒」で、それからシューマンの作品を聴いた。その後、ブラームス、フォーレの2曲、ドヴォルジャーク、マルティヌーの2番と続き、ショスタコーヴィチの曲を知った。

当初はエアチェックで見つかったら儲けもの、と思っていたのだろう。ところがなかなか FM でかかることがなかった。レコードがたくさんあるところといえば、秋葉原の石丸電気である。ここに行けばあるだろうと思いまず国内盤レコードを見たがなかった。そこで輸入盤のフロアに行ったところ、1枚だけあった。もちろん、ソビエト連邦のメロディアのものである。この1枚を欠かさず聴いていた。

ところが、このレコードの演奏者が思い出せない。メロディアには、ボロディンSQとリヒテルの演奏があることを今調べて知ったが、これではない。私が覚えているのは、ピアニストが女性だったという、ただ一点である。もう少しいえば、第1楽章は、ほかの演奏よりもかなりゆっくりしていた。まあ、これだけでは思い出せない。「メロディア, ショスタコーヴィチ, ピアノ五重奏曲」というキーワードで検索してみたが、女性がピアニストのレコードやCDは出てこない。思い出に浸るだけでよさそうだ。

ちなみにいま、家にある CD でこの曲を収めたものは、ショスタコーヴィチ自身のピアノとベートーベン弦楽四重奏団の演奏による。

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