クラシック案内本に驚く2023/06/27 23:59:59

しばらく前に、本屋に行って本を立ち読みしたことがあった。最近は意欲の低下が著しく、買おうとする本がなくなっている。それでもあちこちの棚に行って、興味を引く本がないかどうか見てみた。音楽の棚に行くと、クラシック案内本が数冊ある。そのうちの一冊を取り出してみた。こういうときに見るのは、(ドメニコ)スカルラッティとフォーレの扱いがあるかどうか。あるとすればどんな曲が取り上げられているかである。その本は、第1部でクラシック音楽の総説が、第2部で主要な作曲家の代表作品が述べられている。スカルラッティは第1部でも第2部でも取り上げられていなかったが、フォーレはどちらも取り上げられていた。そして第2部にあったフォーレの代表作品はなんと「優しい歌」だった。しかも全9曲のうち取り上げられていたのは、「Avant que tu ne t'en ailles 」(おまえがいなくなる前に)ですよ。この目の付け所には脱帽した。

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