チェロの稽古に行く2020/01/12 23:00:00

チェロの稽古に行った。次の曲を先生に見てもらった。 私が持っているウェルナーの教則本のpp.39-40にある練習曲である。 この曲、2ページにわたっているのにページをめくらないといけない。私が持っている楽譜出版社のはそうなっているので、しかたなく、p.39 をコピーして一度に弾けるようにした。さて、40ページ最初の譜面はこうだ。

最初の小節は1拍めは下の Cis だから、左手は広い形にして G 線上の4でとる。次の2拍め Cis はどうか。わたしは普通の形にもどして A 線上の3でとった。すると先生はこう言われた。広い形で Cis をとったのだから、オクターブ上も広い形もままたもって、2でとるといいですよ。すぐに戻すと形を正しく戻すのが難しいから、広い形にもどるのは開放弦の A にするのがいいのです。なるほど、そうだったのか。ウェルナーの本には、こういう当然のことが書かれていない。

繰り返しになるが、そのあたりが、ウェルナーの教則本に問題ありといわれるところなのだろう。ただ、別の言葉にすれば、先生につかないとウェルナーの教則本には意味がないということなのだろう。