男おひとり様を読む2020/03/19 23:00:00

つれあいから「男おひとりさま道」という本をもらった。第1章 男がひとりになるとき から始まって、第5章 ひとりで死ねるか まで、目をつぶりたくなるような表題ばからずらりと並んでいる。しかし、男おひとりさまが、いつ現実になるかわからないのだ。覚悟をしながら読んでいる。内容に賛同できるところがあれば、実践したいと思っている。

ホメロス「オデュッセイア」を読み進める2019/11/29 23:00:14

ホメロスの「オデュッセイア」を読んでいる。これは、フォーレのオペラ「ペネロペ」を知りたいためであって、オデュッセイアの前半で、主人公オデュッセウスが遭遇した苦難の数々の物語のところは、かなり端折って読んでいる。それでも、神と人間の交流ということを人間が認識していたことがわかる。具体的には、神が人間に試練を課す(と人間が認識している)ということはその当時からあった、ということがわかる。

よく話の中で「神様が人に与える試練の厳しさは、その人が耐えられる程度が限度だ」ということを耳にするが、それは試練に耐えた人の美談であって、試練に耐えられない人はたくさんいるだろう。

ホメロス「オデュッセイア」を読み始める2019/11/25 18:47:58

ホメロスの「オデュッセイア」を読み始めた。果たして読み終えられるだろうか。

「壁の中」を読み終える2019/10/29 20:16:10

後藤明生の「壁の中」を読み終えた。たまたま時間があるときだったので、運がよかったといえる。

「壁の中」を読み続ける2019/10/26 21:04:14

後藤明生の「壁の中」を読み続ける。思ったより読みやすいが、まあ散らかっているなあ。

ついに後藤明生の「壁の中」を読み始める2019/10/25 22:54:31

ついに後藤明生の「壁の中」を読み始めることにした。草加市立図書館から借りてきたのだ。2週間で読み終えられるだろうか。多分無理だろうな。

伊藤一葉を思い出す2019/06/10 21:52:08

たまたま手元にあった、ビックリハウス驚愕大全を後のページからめくっていた。いわゆる、索引のページですね。その索引の 11 ページ、今月の御言葉、という項を見てみると、伊藤一葉の名前があった。次のような御言葉を残している。

人の一生は、重き荷を負うて、遠き道を行くがごとし、無理をせず、ゆっくり参りましょう

どこかで聞いたことがあるセリフだ。徳川家康の遺訓のようだ。

さて、この伊藤一葉という手品師は早くに亡くなった。調べたら享年 45 歳とのこと。若すぎる。

私が伊藤一葉の手品を見たのはテレビでである。牧伸二の大正テレビ寄席に出ていたのではないかと思う。伊藤一葉が見せたのは、お札を簡単に作ることができる、という手品だった。客席から紙幣の大きさの白紙をもらうと(自分で用意したのかもしれない)、「この通り何もありませんね」と客席に見せたあとで、組み合わせたローラー2つをハンドルで動かす小さな輪転機のような道具を掲げた。そして「では、この紙を、ローラーに挟んでハンドルで回してみますね。誰でも大金持ちですよ」と言いながらハンドルを時計回りに回すと、一方から入れた白紙がローラーから出たとたん、見事にお札に変身したのだった。やんやの喝采が客席から起こる中、「でも、あんまり簡単に金持ちになるのもいけませんよね」と言いながら、さきほど出てきたお札を、再度ローラーにはさんで、ハンドルを逆回しした。すると、それこそフィルムを逆回しで見るように紙幣が白紙に戻ってしまった。客席が笑いに包まれる中、伊藤は例の決め台詞「この件について何かご質問はございませんか?」をニコリともせずに発するのだった。

本を解体する2019/02/04 22:23:33

部屋が狭くなってきている。本のせいだ。そのため、今までよく読んでいた本を1冊解体することにした。今までありがとう。

『「身体を売る彼女たち」の事情』を読む2018/11/29 23:46:16

魚籃観音記のところで書いたように、最近なぜだかエロに関係した本を買ってしまう。最近は標記の本を買った。まだ終わりまで読み切っていないこともあり、ここでは中途半端な評は控えたい。

無料の本を読む2018/11/12 23:00:11

2018年11月12日
あるアプリをスマートフォンにインストールした。無料で本が読める機能があるという。喜んだのもつかの間、実は有料本のエッセンスだけだった。それはそうだよな。
で無料の本2冊をスマートフォンで読んでみたけれど、これだったら有料本を買わないな、というレベルだった。どちらも「こうすれば成功する」という本だったが、その手の本は夢を見るだけで十分だ。「失敗を恐れていては成功しない」というけれど、そもそもなぜ成功する人と失敗する人に分かれるかというと、失敗する人は失敗を恐れているからだ。いわゆるマーフィーの法則である。

さらに私の考えはひずんでいく。世の中には成功している人と失敗している人がいるが、なぜ両方いるかというと成功している人は失敗している人の失敗を踏み台にして成功しているからだ。もっといえば、誰かが成功すれば誰かが失敗するはずだ。成功と失敗の総和はいつでも世界規模ではゼロである、と私は信じている。

話が変な方向に進んでしまったが、これからは無料本を読むことはしないという。その代わり、今までお金を出して買った本を読みなおしたり、まだ読んでいない本を読んだりすることに向けようと思う。