モーツァルトの交響曲「プラハ」を聴く2021/07/28 23:00:00

最近は何を聴いてよいのやらまったくわからないので、テレビで録画した演奏会を聴いている。この間は、モーツァルトの交響曲「プラハ」を聴いた。モーツァルトは交響曲がたくさんあってどれがどれだかわからない。「プラハ」というのはもちろん他の交響曲と識別するための符丁であることはわかるのだが、それ以上のことはわからない。

果たして聴いたことがあるかどうかわからなかったので聴いてみたのだが、確かに覚えがある節回しだった。私が購読している東京新聞では、夕刊に茂木大輔が連載しているコラムがあり、そこには、自身が指揮をしているとき「プラハ」の第1楽章序奏のリズムが取れなくなることを防ぐために、ドイツ語で21の意味の「einundzwanzig」(アインウントツヴァンツィヒ)とドイツ語で唱える、ということが書いてあった。einundzwanzig を唱えるとちょうど1秒かかることを茂木はドイツかオーストリアの偉い人から教わったそうだ。なぜプラハの話で出たのかというと、この曲の冒頭は遅いので拍を失いそうになるが1拍1秒であることを利用して拍をeinunedzanzigと数えて危機を切り抜けたそうだ。

私はこの序奏こそ聴いた覚えがなかったが、その後の主部は覚えていた。最近のことはすぐ忘れるので、いつ覚えたかもわからないような節は覚えているのだから面白いものだ。