昔の相模大野駅のトイレを思い出す2021/07/08 23:00:00

どうでもいいことを思い出した。昔の、それも40年近く前の、相模大野駅の男性用トイレのことである。

改札口から入ってすぐ左に折れると、男性用トイレがあった。大便器はもちろん個室にあったが、小便器はなかった。では小便をどのようにしていたのか。大人4人ぐらいが横になるスペースがあり、その正面にタイルがあってそのタイルにめがけて放尿するというしかけになっていた。この、あまりにも空間を共有しすぎるタイプの小便壁面というのは、昔の公共施設には、とくに駅をはじめけっこうあったように思う。狭い空間でなるべく大量の客をさばくための手段だったのだろう。

このタイプの小便放尿空間はなんというのだろう。気になって Wikipedia によれば、「壁式小便器」というようだ。ただ、器というには複数の男性が一度に使うので大きすぎるような気がする。