弦楽四重奏曲をどれだけ聞いたかを振り返る ― 2020/08/09 12:49:39
私が持っている弦楽四重奏曲の CD は少ない。私が持っている CD のほとんどはフォーレかスカルラッティの作品で、したがってフォーレの弦楽四重奏曲を除けば所持している CD はわずかである。
- シューベルト D804、D810、D887、D703
- ヒナステラ(第1番、第2番、第3番)
- モーツァルト(「春」、「狩」)
- ハイドン(「五度」)
- ベートーヴェン(Op.18-3、大フーガ)
- フォーレ
- フランク
- ドビュッシー
- ラヴェル
探せばほかにも出てくるかもしれないが、今のところはこれだけである。なお、テレビで放映されて私個人が楽しむ DVD に録画録音しているのはこれらとは別にある。
それにしても買ったCDの中で弦楽四重奏曲がこれだけというのはひどいものだ。フランク、ドビュッシー、ラヴェルの弦楽四重奏曲は、フォーレの弦楽四重奏曲の入っている CD を買ったらたまたま入っていた、という扱いですからね。もう少しがんばって弦楽四重奏曲を聴きたい気もするが、もともと弦楽四重奏曲というジャンルにがんばるということばは似合わないと思う。もちろん、弦楽四重奏曲が音楽の史上最高の形態であると主張する方は頑張ってもらってよいが、私にとって弦楽四重奏曲は肩の凝らない、気楽に聴けるクラシックのジャンルである。それらがたとえ、ベートーヴェンやブラームス、ショスタコーヴィチ、バルトークなどの大作曲家が真剣に作った曲でも、私は気楽に聴いている。
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