篠原眞の訃報に接する2024/03/08 23:59:59

少し前のことだが、新聞を読んでいたら、作曲家の篠原眞の訃報が出ていた。昔のことを思い出した。

わたしもある人の勧めで、篠原眞の個展に行ったことがある。東京文化会館小ホールが超満員だったこと、ヴァイオリンの作品で譜面台が舞台のあちこちにありヴァイオリニストがあちこちの譜面台でさまよいながら弾いていたこと、このヴァイオリニストの挙動が週刊新潮で揶揄的にとりあげられていたことなどを思い出した。

これもあやふやな記憶でしかないのだが、音楽仲間といっしょに篠原氏と居酒屋で話したことがある。このときに設営した担当者は、「篠原さんは音楽がかかっている店を極端に嫌うので、店を探すのは苦労したんですよ」とため息をついていたように思う。そのくせ、その居酒屋で音楽がかかっていたかどうか、思い出せないのだった。そもそも、わたしがその音楽仲間といっしょに居酒屋に入ったことがあるかどうかさえ、あやしくなっていたのだった。

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