通勤時間を考える2019/06/25 05:14:43

不調が続いている。原因の一つは体力の衰えがある。通勤で片道1時間半かかり、それが体力の衰えにつながっていると考えている。この片道1時間半のうち30分は徒歩であり、徒歩を続けることで体力を維持しているという側面もある。だから長時間通勤が一概に問題だともいえないのだが、体力を消耗していることは確かである。片道1時間半は長時間ではないだろう、という人もいるだろうが、片道1時間を超えたら長時間だ、と私は思っている。

時間がかかる理由は、勤務地が(中野区に近い)東京都新宿区であるのに対し、私の居住地が(草加市に近い)埼玉県越谷市にある、ということである。

なぜ越谷市なのか。当時の勤務地は東京都中央区にあった。自宅最寄りの駅から乗り換えなしで職場最寄りの駅まで通うことができ、所要時間はちょうど1時間だった。もう少し言えばこうなる。勤務地まで1時間ちょうどで通えて地価が一番安いところがどこかを調べたら、そこが越谷市だったということだ。その後、勤務先は同じであるが、勤務地は中央区から墨田区に変わり、今は新宿区になっている。

そんなこんなで越谷市民となって20年以上たつ。越谷から出たいと思ったことは一度もない。それはただ、面倒だという理由が第一であるが、越谷という場所が悪くないという理由も大きい。

一方職場はどうか。自分の意思で通う場所を変えることは原則としてできない。最近は外部の時間貸し施設を使うこともできるようだが、仮に使えたとしても全勤務のうちのわずかにすぎないから使っていない。ちなみに、越谷から一番近い場所は秋葉原である。

いっそのこと、自らの意思で勤務先を変える、ということも考えられる。その場合は、越谷からの通勤時間が短縮できるような職場を選ぶ、ということである。本末転倒のような気がするが、そうでもしないと体力は衰えるだけである。とはいえ、今の通勤が体力の消耗なのか、体力の維持なのか、私にはわからない。悪いほうに考えるか、良いほうに考えるかの見方の違いなのだろう。今のところ私は、悪いほうに考えている。