アルベニス:アスレーホス2019/01/13 22:59:16

最近、ピアノの練習はアルベニスのアスレーホスばかりだ(正確には、後半をグラナドスが補筆したのでアルベニス=グラナドスというべきかな)。この曲は手の交差や離れた場所への移動が頻発するので、ゆっくりかつ静かな曲にもかかわらず難易度が高い。それでも、50の手習いで、暗譜をすべく挑戦している。

私は暗譜して弾きとおすことを目標としているが、一音とも違わぬ暗譜を目指しているわけではない。テンポが自然で、コードが決まっていて、メロディーがそれらしければよし、としている。もともと私が使っている楽譜が IMSLP に掲載されている粗悪な楽譜であり、これが誤植満載なものだから、自分でアナリーゼしてそれらしい音に直さねばならず、それならば自分で手を加えるのもありだろう。

で、この曲をどうやって覚えているかというと、まずメロディーを覚える。基本は A をキーとしたフリジア旋法であるからこれを叩きこむ。両手で交差したときも、転調したときも、このメロディーが浮き立つようにする。

そしてコードを覚える。コードはたいていMaj7th を使えばそれらしくなる。そしてときどきスカルラッティ的びっくり短2度があるのでこれを使う。

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