スピードスケートの報道に既視感を抱く2019/01/06 21:45:27

日本の女子スピードスケート選手の報道を聞いていて、妙な既視感があった(聞いたので既聴感というべきか)。選手として小平奈緒と高木美帆の名前が連呼されていたときのことだ。ここで私はふと思い出した。高木、小平は日本の大数学者の姓でもあったのだ。高木貞治は類体論の発展に功績があった数学者である。小平邦彦は小平消滅定理などに名前を残すなど、代数の分野で活躍した。この二人は時代が違うのに対して、スピードスケートの小平と高木は同時代だから、そこがおもしろい。