朝のニュースでベートーヴェンのピアノソナタ第31番を聴く2026/03/11 20:11:11

朝のニュースを寝ぼけまなこで聴いていたら、どこかで聴いたことのあるメロディーが聞こえてきた。そのうち変イ長調の特徴ある分散和音になって、これはベートーヴェンのピアノソナタ第31番の第1楽章だとわかった。なぜ今日、このソナタのこの楽章なのだろうと不思議に思ったが、31番の第1楽章、つまり311とつなげればこの日になるということか。

料理店でシュルツ=エヴラーの「アラベスク」が聞こえてくる2026/03/09 18:40:10

きのうは昼飯を某食堂で食べることにした。某食堂に入り、店員に案内された席の正面に大きなモニターがあり、そこにはトムとジェリーのアニメが映し出されていた。

その食堂はカフェテリア方式、つまり自分で食べたい食事を皿に取る方式だ。皿に食事をとって席に着き、おもむろに食べていると、どこかで聞いたことのあるピアノ曲が聞こえてきた。メロディーはヨハンシュトラウスⅡ世の「美しき青きドナウ」だが、音はピアノで、しかも装飾がたっぷりと付いている。これはひょっとして、トランスクリプションの世界で名高い、シュルツ=エヴラーの《ヨハン・シュトラウス2世の「美しき青きドナウ」の主題によるアラベスク 》ではなかろうか。そう思って顔を上げるとそこにはモニターがあり、アラベスクを奏でているのはピアノを弾いているネコのトムだった。これには驚いた。

シューマンの「こどものためのアルバム」から「民謡」を聴く2026/02/11 21:26:17

シューマン作曲「こどものためのアルバム」から「民謡」

シューマンの「こどものためのアルバム」から「民謡」を聴いた。例によって、ピアノでどうしてもダイナミクスがつけられない、単音の cresc. decresc. の符号がある。ではなぜこの楽譜を載せたかというと、ミラシドで始まっているからだ。

リストの超絶技巧練習曲から第12曲を聴く2026/02/09 22:31:33

きのうは雪かきをしたので、そういえばリストに「雪かき」と名がついた練習曲があったはずだと探してみた。

そういえば楽譜があったはずだと思って、音楽を聞いてみる前にこの曲を楽譜を開いてゆっくり弾いてみたが、細かなトリルやトレモロ(バッテリー)に目がくらみ、指がついていかない。2ページで断念して楽譜を閉じ、こんどはインターネットで数種類のプロの演奏を聴いてみた。バッテリーが速いのはプロだからそれだけではなくて結構な力感がある。これが雪かきなのだろうか。

雪かきの原題は何だろうか。Chasse-neige と書かれている。どうもこれを「雪かき」と訳すと、つい人力による雪かきを想像してしまう。インターネットで Chasse-neige と入れると、スノープラウという訳語が出てくる。これは何かというと、除雪を目的として車両や機械に取り付けられた板をいうのだそうだ。写真には除雪車がたくさん出てくるが、これは除雪車そのものというより除雪板をさすのだろう。演奏で感じた力感は機械によるものだったのかと納得した。ただ、リストの時代に除雪板をどのように使ったのだろうか。除雪板を動かすのに使った動力は何だったのだろうか。

それはともかくとして、この第12番をもっと聴いてみようと思う。

シューマンの『アルバムブレッター』から『スケルツィーノ』を聴く2026/02/03 21:49:13

シューマンの『アルバムブレッター』から『スケルツィーノ』

シューマンの『アルバムブレッター』に『スケルツィーノ』という曲がある。「ソドレミ」で始まっているので楽譜を画像で掲示した。音源を作るかどうかはあとで考える。

シューマンの『森の情景』を聴く2026/01/27 19:26:14

シューマンは嫌いな作曲家である。もちろん、好きだ嫌いだに理由はない。ただ、理由があるなら、その嫌いな理由をはっきりさせておくのがいいだろうとも思う。

さて、シューマンのピアノ曲で中程度に知られているのが『森の情景』(Waldscenen)である。この曲集はそれほど嫌いではない。というのも、第1曲『森の入口』(Eintritt)は、私が小さなときに、テレビの「ピアノのおけいこ」の終わりにいつも聞こえていた曲だからだ。小さなときに何度も聞いた曲は、私の場合、どうしても嫌いになれないのだ。

シューマン森の情景第1曲

ただシューマンが「頭がわるいのかなあ」と思うのは、この楽譜の4小節め、右手のDや左手のBに<>という記号をつけていることだ。この<>を単純に cresc. と decresc. の意味だとすれば、ピアノという鍵盤楽器でこの cresc. と decresc. を一音で出すことはできない。物理的にできないことをなぜ指示するのか理解できない。好意的にみれば、この音は大事に弾け、と解釈できるのだろうが、それだったらテヌートを書いておけばいいだろう、とシューマンのピアノ作品全体が嫌いな私はそう思う。

ショパンのマズルカ第13番 Op.17-4 イ短調を聴く2026/01/24 12:42:16

ショパンマズルカ第13番

ショパンのマズルカ第13番 Op.17-4 イ短調を聴いた。ショパンのマズルカは 50 曲以上あるから、識別するのは大変だ。識別には第 13 番のように通算番号で呼ぶか、作品番号 (Op.17-4)で呼ぶか、どちらかだろうが、私は全然覚えていない。

この第13番はミステリアスだ。ときどき出てくる長い連符や半音階な節回しが謎めいている。中間部は長調になり、ここでは晴れやかな感じがする。この明るさと、短調部分の謎めいた雰囲気の対照がずっと気になる。

グラナドスの『演奏会用アレグロ』を思い出す2026/01/22 13:59:48

昼、目的地に向かって歩いていた時、とつぜんある旋律を思い出した。なじみのある旋律なのだけれど、どんな曲だったかが思い出せない。最初にピアノの曲だろうと見当をつけたが、浮かんでこない。バイオリンだったか、それとも管楽器だったかと他の可能性も考えたがどうもしっくりこない。1分ほどしてやっと、この旋律はエンリケ・グラナドスの『演奏会用アレグロ』であることに思い至った。私はこの曲を練習したことはないが、何度も聴いて気に入っていたのだった。ただ、なぜ急に思い出したのかはよくわからない。


ラフマニノフが編曲したバッハの無伴奏バイオリンパルティータ第3番を聴く2026/01/12 22:51:40

ラフマニノフは、バッハの無伴奏バイオリンパルティータ第3番からプレリュード、ガヴォット、ジーグをピアノソロ用に編曲している。今日は久しぶりにこの編曲を聴いた。どれもがいいが、特にプレリュードが出色の出来だ。どうしたらこんな編曲ができるのだろう、といつも驚く。

『相棒』で使われている音楽を思い出す2026/01/04 21:36:49

『相棒』のseason7第10話をテレビで見ていると、渡哲也のような俳優が出ていた。あとで調べると渡哲也その人だった。まだ私も少しは記憶力があるようだった。

それはそれとして、このドラマでどんな音楽が使われているか気になった。最初に気づいたのは、ショパンの「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」だった。その次は、サティの「グノシェンヌ第1番」だった。この2曲はどちらもピアノ独奏のオリジナルに近い演奏だったと思う。その次にわかったのは、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」だった。こちらは、演奏はオリジナルとは違い、少し軽めの、また楽器も弦楽だけでなく他の楽器も入ったオーケストラで演奏されたような気がしたが、はっきりとは覚えていない。

最近、いろいろなものを見たり聞いたりしても、過去に見たことがあるのかどうか、聞いたころがあるのかどうか思い出せないことが多い。そして、かりに思い出せたとしても、それがどういう名前のものなのか、いつ見聞きしたものなのか、さっぱり忘れていることがしばしばだ。そういうものだと思うしかない。