ラフマニノフの歌劇「アレコ」から「女性の踊り」を聴く2023/03/31 23:26:13

ラフマニノフは何曲かオペラを書いている。そのうちの「アレコ」のごく一部を聴いた。「女性の踊り」というのだが、クラリネットの調べが、なんとなくラプソディー・イン・ブルーに似ているのだ。楽譜を見てもあまり似ていないのだけれど、聴いた感じがそっくりだ。そんなことを考えていると、有名なカンツォーネ「帰りソレントへ」の節らしきものが聞こえてきたりで、にぎやかなのだ。曲自体は落ち着いたものなのだが、不思議だ。下の楽譜はラプソディー・イン・ブルーに似ていると感じた箇所だ。クラリネットは移調楽器だが、実音で記譜している。