ギボンズの「Maske. Welcom Home」を聴く ― 2022/01/11 18:44:58
ギボンズの11日めは「Maske. Welcom Home」である。表題は誤植ではない。手元の辞典を見るとギボンズには「Masque 'Welcome home'」という作品があり、マスク「ようこそお帰り」という邦題が充てられている。この作品かどうのことかはわからないが、ほぼ同じだろう。全部で8小節と、非常に短い。下に示したのは全曲である。
なお、もとの楽譜では、下の4小節右手が D-Cis-B-Cis-[FisAD]となっている。つまりBに本位記号(♮、ナチュラル)がついていないのだが、さすがにそのような進行はないだろうと思い、私が本位記号を補った。
ギボンズの「The Lady Hattons Galliard 」を聴く ― 2022/01/12 23:59:59
The Lady Hattons Galliard
ギボンズの「A French Ayre」を聴く ― 2022/01/13 22:33:48
13日めはギボンズの「A French Ayre」を聴いた。譜面は最初の4小節で、次はこの4小節の変奏である。このあとは5小節の新たな楽想が提示されて、さらにこの5小節の変奏があり、終わる。こういう、奇数小節の楽想があるのが、おもしろい。
ギボンズの「Toye, or Courante Adieu」を聴く ― 2022/01/14 19:15:02
14日めはギボンズの「Toye, or Courante Adieu」を聴いた。題名はどういう意味だろうか。トイ、またはクーラント「さよなら」とでもいうのだろうか。トイもわからない。クーラントの名の通り、3拍子である。ここに掲げた8小節のあと、変奏の8小節が続き、新たなメロディーの9小節(4小節+3小節+2小節)とその変奏の9小節という構成をとっている。
ギボンズの「Coranto」を聴く ― 2022/01/15 19:51:36
15日めはギボンズの「Coranto」を聴いた。どこかがどうということはわからないが、変わった曲だ。このあと10小節の新しいメロディーがあるが、そこで終わる。
ギボンズの「Maske. The Fairest Nimphs」を聴く ― 2022/01/16 11:10:13
ギボンズの16日目は「Maske. The Fairest Nimphs」を聴いた。これはどう訳すのだろう。「マスク。とても美しいニンフたち」とでもなるだろうか。全体を通して聞くと、同じギボンズの「ソールズベリー卿のパヴァーヌ」と似た雰囲気を感じる。
ギボンズの「Italian Ground」を聴く ― 2022/01/17 21:39:33
ギボンズの17日めは「Italian Ground」である。グールドが録音したバード&ギボンズ作品集に入っている。グールドのアルバムでは、アルマンド(イタリア風グラウンド)という表題になっている。
この後、このテーマに装飾をつけた繰り返しと新たな楽想、そして繰り返しがあり、第1楽節となる。この第1楽節を短くして装飾を加えたのが第2楽節で、この二つの楽節から構成されている。音楽は単純なのだけれど、グールドが弾くと妙に趣深い音楽に聞こえるのが不思議だ。
この曲にはニ長調の異稿がある。楽譜を掲げようと思ったが、最初の4小節は長2度上げたニ長調なので載せる意味がない。5小節からの装飾を付けた繰り返しから違ってくるが、そうするとハ長調のほうも5小節から8小節の楽譜を新たに起こす必要があり、それが面倒になってやめた。
ギボンズの「The Kings Juell」を聴く ― 2022/01/18 22:35:13
ギボンズの18日めは「The Kings Juell」である。ギボンズ作品表
https://ontomodb.jp/sakuhin-s/Gibbons-s.html
にこの作品は出ていないように思われる。
今まで紹介した作品の中では長い方かと思ったが、そうでもない。2ページの作品だ。多少細かな動きが後になって出てくる。表題は「王の宝石」あるいは「王様の宝石」と訳してよさそうだ。これで、5巻からなる鍵盤楽器全集の第1巻の紹介が終わった。2月になったら第2巻を紹介しよう。
チェロの親指ポジションを練習する ― 2022/01/19 19:34:08
私がチェロを弾いていて、親指ポジションを要求されるような曲に出会ったことはほとんどない。というのは弦楽合奏やオーケストラのチェロばかりやってきて、そのような曲のチェロ譜では親指ポジションを要求されることはない。私が出会った数少ない例外は、エルガーの威風堂々第1番で、これはチェロでこんなところを弾く必要はないだろうというところに登場した。
私がチェロの先生について練習しているときも、親指ポジションを要求される練習曲には出会っていない。というのは、高度な練習曲をやっていないからだ。ではなぜ親指ポジションに苦労しているかというと、バッハのヴィオラダガンバとチェンバロのためのソナタを練習しているからである。ヴィオラダガンバで弾くのならば親指ポジションを使うことはないが、チェロで弾くとなると高音域が出てきたり高速パッセージが出てきたりして、親指ポジションを使わざるを得ないのだ。困った。親指が痛い。勘弁してくれ。普段親指ポジションを使っているチェリストは、ただただ偉いと思う。
ウェブページの更新を考える ― 2022/01/20 22:41:36
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おいおい、いったいいつの環境だ。困ったものだ。
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