深浦康市九段と藤井聡太三冠が対戦したNHK杯将棋トーナメントを見る2021/11/01 19:36:03

日曜日放映されたNHK杯将棋トーナメントを録画して、翌日見た。深浦康市九段と藤井聡太三冠の対戦で、深浦九段の圧勝だった。相撲でいうと深浦の張り手が強烈で、その後も強烈な突き押しを繰り出し、その気迫に藤井が負け、そのまま押し込まれてあっけなく土俵を割った、という感じである。感想戦が一通り行われ、藤井が早口で自分の敗因をまとめた。これで終わりかと思いきや、解説者(か司会)が「まだ時間がありますので中盤戦の検討をお願いします」と言ったので、対局者はまた中盤の局面を並べた。藤井は並べながら、短手数で終わったことを改めて悔いたのではなかっただろうか。

「ザ・カセットテープ・ミュージック」の第3回を見る2021/11/02 21:36:00

録画していた「ザ・カセットテープ・ミュージック」第3回の再放送を見た。本放送は終了してしまったが、本放送の終了に引き続いて第1回の再放送と第2回の再放送が行われ、第3回も見た。第3回は「松田聖子」だった。私は松田聖子が特に好きだったわけでもないのに歌はかなり覚えていて、しかもヒットした歌だけではなくて、「いちご畑でつかまえて」まで覚えていたのにはわれながらびっくりした。

Sheet Music for "いちご畑でつかまえて"いちご畑でつかまえて松本隆 作詞・ 大瀧詠一 作曲FE♭ D♭E♭7 FE♭ D♭しゃE♭7

散歩をした後でエレファントカシマシの「月夜の散歩」を思い出す2021/11/03 19:50:03

散歩に行ってきた。目的地を決めない散歩は久しぶりだ。特定の目的地を決めて歩くのは今でもやっていて、1か月に1度ぐらいは1時間ぐらいは歩くようにしている。今日は目的地は決めなかったけれど、ある場所を知りたくてその場所を見つけるための散歩だから、本当の散歩とはいいがたい。しかし、場所は見つかったのでよしとしよう。帰りは行きとは少し道を変えた。これがまたいい。秋は散歩の季節だ。散歩といえば、エレファントカシマシに「月夜の散歩」という歌がある。楽譜を載せた。けっこうシンコペーションが多くてこれだけ聴きとるのに苦労した。

Sheet Music for "月夜の散歩"月夜の散歩宮本浩次 作詞・作曲 3

エレファントカシマシの「ああ流浪の民よ」を聴く2021/11/04 19:30:00

エレファントカシマシの「ああ流浪の民よ」を聴いた。「流浪の民」というのはこれはまた古風な表現だ。シューマンの合唱曲に「流浪の民」という題で知られているのがある。

Sheet Music宮本浩次 作詞・作曲33333

エレファントカシマシの「自宅にて」を聴く2021/11/05 23:00:00

エレファントカシマシの「自宅にて」を聴いた。それにしても、この2枚目のアルバムは、詞の主人公は情けない境遇にあることがほとんどだ。楽譜にしたこの少し後で「ささやかな幸せ」と絶叫している。本当はこの絶叫を楽譜にしたかったのだが、絶叫ゆえに音程が取れていないので断念した。

Sheet Music for "自宅にて"自宅にて宮本浩次 作詞・作曲G

エレファントカシマシの「待つ男」を聴く2021/11/06 19:38:27

エレファントカシマシの「待つ男」を聴いた。この歌は最初聴いて、なんて男臭いんだと思った。この最初から同じコードでしかもペンタトニックという作りからして男臭い。最初から最後まで、この調子だ(さすがにコードは途中変わっているが)。

そういえば11/3に宮本浩次が YouTuber 大作戦第2弾という、YouTubeによる生配信を行なった。その最後近くで歌ったのがこの「待つ男」だった。私は「珍奇男」ならば最高だったのに、と思ったが、この「待つ男」も元気があって非常によろしい、と思った。

Sheet Music for "待つ男"待つ男宮本浩次 作詞・作曲ちょっEないん

マーラーの(ピアノ)四重奏曲を聴く2021/11/07 19:22:33

ビデオに撮りためていた音楽番組を整理しなければならない。たまたまマーラーのピアノ四重奏曲があったので聴いてみた。私はマーラーという作曲家のことはほとんど知らない。交響曲第1番「巨人」は聴いたことが何回もあり、交響曲第2番「復活」も何回か聴いたことがある。しかし、そのほかは何も知らないといっていいし、興味もほとんどない。なぜ興味がないかというと、曲が長いからだ。おまけに、オーケストラに歌が入っていると、ただでさえ集中力が続かないうえに歌が、しかもドイツ語で入るものだからどこに注意を向けていいかわからなくなってしまい、狼狽するのだ。

室内楽だったら聴けると思ってみたら、実際聴ける。これは確か、16歳のときの作品ではなかったか。習作だろうと思う。私にとってはブラームスの書法に近い。特に、この冒頭は、ブラームスのピアノ協奏曲第1番ニ短調の第1楽章、特にオーケストラによる経過部を思い起させる。

Sheet Music for "四重奏曲"四重奏曲G. MahlerNicht zu schnell3333333333333333

ラフマニノフのピアノソナタ第2番を聴く2021/11/08 20:00:03

部屋にあるCDを見ていたら、たまたまエレーヌ・グレモーの弾くラフマニノフのピアノ曲集があった。なぜこの CD を買ったのかはよく覚えていない。収録曲を合わせても60分に満たないから、今だったらもったいなくて買わなかっただろう。

さて、ともかく最初に入っているラフマニノフのピアノソナタ第2番を聴いた。改訂版の方である。やはり、ラフマニノフはいいなあ。初版のほうを聴いたことはあったかな。

第1楽章は、滝のように落ちる分散和音から、胸騒ぎがするような和音塊がとどろく。

ラフマニノフピアノソナタ第2番第1楽章

第2楽章は対位法的な動きに始まり、その後流動性が増していく

ラフマニノフピアノソナタ第2番第2楽章

第3楽章は第2楽章から間を置かずに演奏される。第2楽章の冒頭と似たフレーズのあと、和音の大砲が打ち鳴らされ、音の怒涛が渦巻く。

ラフマニノフピアノソナタ第2番第3楽章

マルティヌーの「マズルカ-ノクターン」を聴く2021/11/09 23:00:00

昔、何かを調べていて、マルティヌーの「マズルカ-ノクターン」を見つけた。マズルカとノクターンという名前から、作曲家ショパンの名前は容易に思いうかぶ。そして事実、ショパンの思い出に、という副題が楽譜にある。楽器編成が驚きで、オーボエ、ヴァイオリン2丁、そしてチェロという4楽器のために書かれている。響きは古風な中にマルティヌー節が聞こえて、リズムの点でも、メロディーの点でも、また和声の点でも、ショパンは聞こえてこない。そして編成が高声に偏っていることから、不安定な響きに聴きこえて仕方がない。

マルティヌーの3つのマドリガルH.313を聴く2021/11/10 22:38:32

マルティヌーの3つのマドリガル H.313 を聴いた。ヴァイオリンとヴィオラの二重奏という形態で、これもごきげんなマルティヌーだ。

Sheet Music for "Three Madrigals H.313"Three Madrigals H.313IB. MartinuViolinPoco AllegroViola