マルティヌーの「マズルカ-ノクターン」を聴く2021/11/09 23:00:00

昔、何かを調べていて、マルティヌーの「マズルカ-ノクターン」を見つけた。マズルカとノクターンという名前から、作曲家ショパンの名前は容易に思いうかぶ。そして事実、ショパンの思い出に、という副題が楽譜にある。楽器編成が驚きで、オーボエ、ヴァイオリン2丁、そしてチェロという4楽器のために書かれている。響きは古風な中にマルティヌー節が聞こえて、リズムの点でも、メロディーの点でも、また和声の点でも、ショパンは聞こえてこない。そして編成が高声に偏っていることから、不安定な響きに聴きこえて仕方がない。

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