マーラーの(ピアノ)四重奏曲を聴く2021/11/07 19:22:33

ビデオに撮りためていた音楽番組を整理しなければならない。たまたまマーラーのピアノ四重奏曲があったので聴いてみた。私はマーラーという作曲家のことはほとんど知らない。交響曲第1番「巨人」は聴いたことが何回もあり、交響曲第2番「復活」も何回か聴いたことがある。しかし、そのほかは何も知らないといっていいし、興味もほとんどない。なぜ興味がないかというと、曲が長いからだ。おまけに、オーケストラに歌が入っていると、ただでさえ集中力が続かないうえに歌が、しかもドイツ語で入るものだからどこに注意を向けていいかわからなくなってしまい、狼狽するのだ。

室内楽だったら聴けると思ってみたら、実際聴ける。これは確か、16歳のときの作品ではなかったか。習作だろうと思う。私にとってはブラームスの書法に近い。特に、この冒頭は、ブラームスのピアノ協奏曲第1番ニ短調の第1楽章、特にオーケストラによる経過部を思い起させる。

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