ヴォジーシェクの交響曲を聴く2021/07/30 23:00:00

最近、ヴォジーシェク(ヴォルジーシェク)の交響曲を聴いた。初めて名を聞く人である。作曲家紹介でもチェコの作曲家ということしかわからず、作品紹介でもヴォジーシェク唯一の交響曲ということしかわからなかった。作品を聴いた限りでは、モーツァルト~メンデルスゾーンの時代に入るだろう、としかわからなかった。

それはともかく、作品を聴いてみて、落ち着きがないというのが第1印象だった。初めて聞く作曲家の、初めての作品でこんなことをいうとは無礼だが、そう思ったものは仕方がない。そして、第3楽章が 9/8 拍子のリズムでこれは聴きづらいなと思っていたら妙に長かった。うーむ、私は音楽を聴く適性がないのだろうか。

後で調べると、ヴォジーシェクはどうやらシューベルトと同時代人だったようだ。互いに相手の作品を気にしていたようである。ということは、私はシューベルトに対しても同様な印象を持っていてもいいはずだ。そういわれれば、そうかもしれない。

下の楽譜は、妙に長いと感じた第3楽章の冒頭である。

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