ハイドン 交響曲第101番ニ長調「時計」を聴く2020/11/05 19:42:30

ハイドン 交響曲第101番ニ長調「時計」を聴いた。第2楽章が時計のコチコチいう音からこの名前があるのだろう。

話はそれるが、昔、「百万人の英語」というラジオ番組があり、テーマ曲がこの時計の第2楽章だった。私はこの番組を聴取してはいなかったが、あるときたまたま番組を聴いていたら、そのときの内容は、ゲストが発音する英語を講師が厳しくチェックするというものだった。ひょっとしてそのときの講師は小林克也ではなかったかと今にして思う。

話を元に戻して、今全楽章を聴くと面白い。第1楽章は例によって序奏つきだが、主部の第1主題が妙に感じた。6/8 拍子に聞こえるこのテーマのモチーフ(動機)が落ち着かないのはなぜだろう。ひょっとして動機が5小節単位ではないかと疑った。実際に楽譜をみたらやはり5小節単位だった。その後は偶数小節単位になるのだが、やはりハイドン先生は面白いことを考える。