ハイドン 交響曲第85番変ロ長調を聴く2020/11/22 22:18:57

ハイドン 交響曲第85番変ロ長調を聴いた。

第1楽章はどこかの何かと似ている。ひょっとして同じくハイドンの交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」の第1楽章と似ているのではないか。

第2楽章の変奏曲はどこかで聞いたことがある。どこで聞いたのかはわからない。フルートの活躍が楽しい。

第3楽章は、しゃっくりをするような装飾音がちりばめられて、ハイドンらしいメヌエットといえる。

第4楽章はこの時期のハイドンの交響曲と同様、冒頭のメロディーにファゴットが加わっていてすがすがしい。

この時期のハイドンの交響曲の特徴に、フルートが1本だけということがあげられる。フルートが1本だけの交響曲としてすぐ思い浮かぶのはシューベルトの交響曲第5番だが、ハイドン先生が多くのフルート1本だけの交響曲を残しているのは今回集中的に聞いてみて初めて分かった。もちろん、フルート1本だけで十分な効果が得られているのはいうまでもない。