ヴァイオリン名曲集を見る ― 2020/02/01 23:00:00
管弦楽の練習に出かける ― 2020/02/02 23:00:00
管弦楽の練習に出かけた。大田区にあるアプリコである。越谷からは遠いが老骨に鞭打って参加することにした。 以下は練習したなかの一曲、ブラームスの大学祝典序曲である。途中で出現するピチカートは、なんともブラームスっぽい一節である。これをある程度のテンポで弾けるようになるには練習が必要だ。
ヴァイオリン名曲集を見る(その2) ― 2020/02/03 23:00:00
演奏会用ヴァイオリン名曲集の続きである。第2巻と第3巻をみると、こちらはヴァイオリンとピアノ(または管弦楽)のために書かれた作品がほとんどである。
第1巻と第2巻、第3巻との間にはもう一つ違いがある。第1巻にある曲はほとんど知っているが、第2巻と第3巻には知らない曲が半数もあることだ。どうしてだろう。たとえば、第3巻にはエルガーの作品が2曲収められていて、うち一つは「気まぐれ女」(La Capricieuse)という作品なのだが、聞いたことがない。もう一つの「愛のあいさつ」は数えきれないほど聞いているのに。「気まぐれ女」の冒頭ヴァイオリンを次に掲げる:
ヴァイオリン名曲集を見る(その3) ― 2020/02/04 23:00:00
ヴァイオリン名曲集の第2巻は持っていないが、収められている曲はわかる。それを見ると、私の知らない曲が半数近くある。その半数から、ノヴァチェックの「無窮動」(Perpetuum mobile)のヴァイオリン冒頭2小節を掲げる。題名からわかる通り終わりまで16音符の嵐である。
ヴァイオリン名曲集を見る(その4) ― 2020/02/05 23:23:00
このヴァイオリン名曲集には、さらに第4巻と第5巻があることがわかった。第4巻は増補版と称して、次の曲が収録されている。
ヴィエニャフスキー:伝説曲 ヴュータン:バラードとポロネーズ サラサーテ:カルメン幻想曲 ラヴェル:ハバネラの様式による小品 ラヴェル:フォーレの名による子守歌 グラズノフ:瞑想曲 ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.9-3
ラヴェルの2曲とサラサーテの曲は聞いたことがあるが、ほかはない。 ラヴェルの「……子守歌」を掲げる。
ヴァイオリン名曲集を見る(その5) ― 2020/02/06 23:00:00
ヴァイオリン名曲集を見る(その5) に、どんな曲があるのかを見てみた。
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14 サン=サーンス:死の舞踏 Op.40 ショスタコーヴィチ:映画音楽〈馬あぶ〉より「ロマンス」Op.97 ハチャトゥリャン:組曲〈仮面舞踏会〉より「夜想曲」 レインゴリト(レインホルト):バレエ音楽〈赤いけし〉より「フェニックス」Op.90a ブーランジェ:ある春の日の朝に ブーランジェ:行列 ブーランジェ:夜想曲 チャイコフスキー:〈なつかしい土地の思い出〉より「1.瞑想曲」Op.42-1 チャイコフスキー:〈なつかしい土地の思い出〉より「2.スケルツォ」Op.42-2 チャイコフスキー:〈なつかしい土地の思い出〉より「3.メロディー」Op.42-3
このうち、最後の「メロディー」から最初の4小節を掲げる。4小節めのCes が心憎い。
手元にあるチェロの曲を確認する(つづき) ― 2020/02/07 23:00:00
手元にあるチェロの曲を確認してみたら、まだあった。 まず、ソナタは以前に記したもののほか次があった。
- レーガー ソナタ イ短調 Op.116
ソナタ以外の作品では次のものがあった。
- ピツェッティ 3つの歌(Tre Canti)
- コープランド バレエ「ビリー・ザ・キッド」より「ワルツと祝賀会」(Waltz and Celebration)
これらも自分で弾けるとは思わないが、何かの足しになるかと思って昔買ったものだった。この3曲のそれぞれの作曲家は思い入れがある。
レーガーの作品は晦渋と言われているが、そこがひねくれものの私にはうってつけだった。
ピツェッティの名前は、社会人になって購読したコンピュータ雑誌「bit」の広告で知った。この広告のことはどこかで書いたので略す。
コープランドは昔から気に入っている作曲家である。
ここではピツェッティ3つの歌の最初の曲 Affettuoso から冒頭のチェロ譜を載せる。ここだけならば私も弾ける(かもしれない)。
プッチャリンあちゃくちゃスマイルを見に行く ― 2020/02/08 23:23:00
https://sight-and-art.org/topics/3935/
音楽一般というところから感想を述べると、生演奏が半分弱、録音再生が半分強ということだろうか。とにかく、チラシを見る通り、演芸なのである。生演奏はどういうものだったかというと、歌のほか、小鼓、アンサンブル、アコーディオン、ギター、ハーモニカというもので、いかにも演芸である。アコーディオンは弾き語りのソロでもあったし、アンサンブルにも加わっていた。ギターとハーモニカは歌手自らの弾き語りによるものだった。
なんか、こういう演芸もいいなあ、と思うのだった。ちかごろお笑い芸人による爆笑というものもないのが何より安心できることだったのだ。
会場の雷5656会館 ときわホールは、なんともレトロなところであった。客席は満員で、私は2階に回らなければならなかった。あとで来た客は、一つとなりに腰かけた後、私と客の間の空席を見て「ここに荷物を置いていいですかね」と私に尋ねた。私はつれがいたのでもないのでいいですと答え、実際客は自分の荷物をそこに置いた。あとで私はそう答えたことを後悔した。というのは、さらにあとで客がやってきて、座る場所がない、といってよそに行ってしまったからだった。すいている会場ならともかく、満員が予想される会場で座席をふさぐのは迷惑以外の何物でもないだろう。私の前に座っていた客も、やはり自分の隣の席を荷物置きにしていて平然としていた。その客は公演が始まったにも関わらずスマートフォンを操作していた。あたかも私は有能なビジネスパーソンだといわんばかりであった。
というわけで楽しさの中にも不快さがまじった公演であった。ともあれ、この公演に誘ってくださった方と出演者一同に感謝する。
日立洗濯機青空のコマーシャルソングを思い出す ― 2020/02/09 13:51:00
きのうの「プッチャリンあちゃくちゃSMILE第4回音楽大行進」を聞きに行って、一つ発見をした。この「大行進」では、一つの目玉として、作曲家、斎藤高順の作品を生演奏で披露することがあった。斎藤高順の名前は知らない方が多いだろうが、映画監督、小津安二郎は誰もが知っているだろう。その小津の映画のほとんどで音楽を担当していたのが斎藤であった。
さて、発見は何かというと、「私の青空」(My Blue Heaven)である。きのうの演芸で、小津だったか斎藤だったかが好きな曲が、この My Blue Heaven だったことから、この曲が日本語で歌われたのだった。スタンダード・ナンバーだというのに、半ば知っていて、半ば知らないような、妙な気分がした。そして最後に歌手が「♪私のー あーおーぞーらー」と歌い上げたところで、ふと時間が数十年前に戻った。そう、日立洗濯機「青空」のCMソングはこの「私の青空」のもじりだったのだった。
古典的なコマーシャルを思い出す ― 2020/02/10 23:00:00
古典的なコマーシャル音楽を思い出した。高度経済成長期の典型だろう。この箇所は有名だが、たいしたことに私は会社の名前も、商品名も覚えていた。ときどき有名なコマーシャルでも、会社の名前も、商品名も思い出せないのがけっこうあるからだ。
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