バッハの管弦楽組曲第2番から「ブーレ」を聴く ― 2024/09/01 12:15:12
バッハの管弦楽組曲第2番BWV1067からブーレを聴いた。これはj序曲と同様ミラシドから始まる。興味深いのは、音楽を聴くと(移動ドで)ミ|ラーーシドレ|ミファミレ|ドのように聞こえるが、これはファーストバイオリンによるものだけではなく、セカンドバイオリンも合わさってこのメロディーになっていることだ。2小節めのファーストはミソ#ラレで、セカンドがラファミソ#となっている(下線部は音が低いことを表す)。音の高いところがつなげてミファミレに聞こえるというわけだ。序曲の冒頭や2曲めのロンドも、ファーストとセカンドの合わせ技でメロディーに聞こえるようにしているのがおもしろいが、バッハはこの管弦楽組曲でわざと狙ったのだろうか。
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