バッハの管弦楽組曲第2番から「序曲」を聴く2024/08/31 10:38:40

バッハの管弦楽組曲第2番BWV1067から序曲を聴いた。これはミラシドから始まる曲なのだが、最初のミにあたる音だけがセカンドバイオリンで、このミはずっと鳴っている。その上にラシドが遅れてファーストバイオリンとフルートで弾かれるので、ミラシドに聞こえるわけだ。また、ミラシドのドの音はトリルで弾かれる最初の音で、バッハの時代は主にトリルは書かれている音符のすぐ上の(二度上の)音で始まるのが通例だから、シの次はすぐドになる。

管弦楽組曲という名前だが、この第2番の管はフルート1本だけで、フルートソロがあるいくつかの曲(序曲中間部、ポロネーズ中間部、バディネリ)では協奏曲のように聞こえる。

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