シューベルトの「36の独創的舞曲」D365-2を思い出す ― 2024/04/03 20:06:09
エマールのピアノの録画を聴いていたら、シューベルトのワルツが聞こえてきた。あれ、これは聞いたことがある。ひょっとして、50年位前の、「ピアノのおけいこ」の始まりか終わりに聞こえてきた曲ではないか。あのときの講師は深沢亮子だったか井口澄子だったか。世の中のことは何も知らない、ただの子供だったころに急に連れ戻された気がした。画面にうつった D365 というドイチュ番号をもとに調べたら、「36の独創的舞曲」(最初のワルツ集)Op.9 という曲集の第2番だということがわかった。ただの子供がただのおじさんになっても、この曲を未だに覚えていたことが不思議だ。そして、この独創的舞曲の2番は、「悲しみのワルツ」という名前が付されていることを、今初めて知った。
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