図書館の利用方法を考える ― 2022/02/11 23:59:59
ある知り合いは、若い時にその市にある図書館の本を全部読んだという。その人の驚異的な読書量に私は驚いたが、あとで考えるとその市にある図書の数があまりにも少なかったのかもしれない。この人のエピソードは他にもあって、学生時代にハワイアンのバンドのピアノでけっこうな額を稼ぎ、その額は初任給より高かったという。
図書館といえば私には公共図書館しか思い浮かばない。しかも、本を読む、本を借りる以外の使い方をしたことがない。もちろん、勉強のための座席やリファレンスサービスを提供してくれることを知ってはいるのだが、どちらも使ったことがない。
私が使っている図書館では本を借りられるのは一度に10冊である。私が図書館を使い始めたことは一度に4冊までだった。この4冊という数が長い間しみついて、一度に10冊まで借りられるようになっても、かなり長い間4冊にとどめておく癖がついてしまった。いまでも 10 冊一度に借りることはまれで、6 冊から 8 冊にとどめている。4冊でも二週間で読み切ることはできないから、6冊も8冊も借りていいのかという気がいつもする。借りることでうれしくなって読むことが疎かになってしまっているのはわかっているのだが、やめられない。
ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を聴く ― 2022/02/12 23:59:59
私はブルックナーの交響曲を聴くことはほとんどない。ましてスコアを見ることもない。どこかで何度も書いたような気がするが、ブルックナーの交響曲で覚えているのは第7番のフィナーレの一部と第8番のスケルツォの一部だけである。この第4番も若いころに聴いたが、何も覚えていない。久しぶりに聴いて、あれ、第4番は変ロ長調ではなくて変ホ長調だったのか、という具合だった。なぜ変ロ長調と思い込んだのかは謎だが、ひょっとして第3楽章のスケルツォが変ロ長調なので、この楽章だけが印象に残っていたのかもしれない。
本曲のスケルツォで印象に残っているのが、27小節からの一節である。管楽器のみで奏される。
セットメニューについて考える ― 2022/02/13 18:47:35
最近、ある中華料理店に入った。私は日替わり定食を頼んで、店内を見まわした。すると、3種類のセットメニューが目に入った。どれも千円未満であり、セットメニューの内容はラーメンとチャーハンなどごく普通なのだが、なにやらただし書きがあるので読んでみた。こんな内容だった。
《このセットメニューは一人で召し上がり下さい。守られない場合は勘定として1300円いただきます。》
普通、一人前のメニューを二人で分けて食べるということはしないだろう。二人できて一人前のセットメニューだけを頼んで二人で分けるというようなことがあったのだろうか。「一杯のかけそば」は美談だったが、この中華料理店にはどこか不穏な雰囲気がただよう。
エレファントカシマシの「この世は最高!」を聴く ― 2022/02/14 23:59:59
久しぶりにエレファントカシマシの歌を記録する。今回はアルバム「東京の空」から取る。第1曲は「この世は最高!」である。最初はこのように譜面を起こしてみたが、実際この通り歌っているかは非常に怪しい。ほとんど語りのようだからだ。ブルースだったらこんなふうに歌うだろうという推測で書いている。そうこうしているうちに「この世は最高!」という掛け声が繰り返され、不気味に鳴り響く。
エレファントカシマシの「もしも願いが叶うなら」を聴く ― 2022/02/15 23:59:59
エレファントカシマシのアルバム「東京の空」からの2曲目は「もしも願いが叶うなら」である。私が印象に残っているのは、この譜面のところだ。
エレファントカシマシの「東京の空」を聴く ― 2022/02/16 23:59:59
エレファントカシマシのアルバム「東京の空」から、第3曲は「東京の空」である。アルバムの名前でもあるこの曲は、長い。長いだけでなく、力が入っている。近藤等則のトランペットがとにかくかっこいい。トランペットがかっこいいと思えたのは、マイルス・デイヴィスを除けばあとあっただろうか。
近藤等則のことは名前だけ憶えていた。VOW にロッキン川柳という欄があって、「豆腐屋に/吹かせてみたい/近藤等則のラッパ」という字余りもいいとこの川柳が載せられていて、なぜか覚えていた。固有名詞が出てくるほどのラッパとはどういうものだろうか、ずっと気になっていた。それから20年余り、たまたまこの曲を聴く機会があり、「近藤等則のラッパ」はどういうものか、初めて知った。なるほど、これは「近藤等則のラッパ」だと得心した。もちろん、宮本浩次の歌もかっこいい。
この歌を聴いてから、天気予報で「東京の空は」と気象予報士が解説するたびに、宮本浩次の歌と近藤等則のトランペットが響いてくるようになった。
エレファントカシマシの「真冬のロマンチック」を聴く ― 2022/02/17 19:29:32
エレファントカシマシのアルバム「東京の空」の4曲めは「真冬のロマンチック」だ。長尺の「東京の空」のあとにくだけた歌詞と節回しの曲が来ると落差が大きい。でも「ロマンティック」でなくて「ロマンチック」だからこれでいいのだと納得した。そしてサビで「こうなりゃみんなで昇天さ もうこうなりゃみんなで昇天さ」という繰り返しを聴くと腰砕けになる。この曲を何度聴いても「ショーテン」ということばがどうも「昇天」と結びつかないのは、まだ聞き込みが足りないからだろうか。
エレファントカシマシの「誰かのささやき」を聴く ― 2022/02/18 23:59:59
エレファントカシマシの「東京の空」からの5曲目「誰かのささやき」を聴いた。カントリー風の軽い曲だが、こういう曲の聞き取りは難しい。冒頭から、これでいいか全く自信がない。コードネームもあやふやだ。
エレファントカシマシの「甘い夢さえ」を聴く ― 2022/02/19 23:59:59
エレファントカシマシのアルバム「東京の空」から6曲め「甘い夢さえ」を聴いた。なんとも肯定的、積極的、前向きな曲である。いつもは歌い出しを楽譜にするのだが、今回は歌い終わりを楽譜にした。
エレファントカシマシの「涙」を聴く ― 2022/02/20 17:58:28
エレファントカシマシのアルバム「東京の空」から「涙」を聴いた。涙とはずいぶんセンチメンタルなことばをとってきたものだと思う。でも、こういうのもいいかな。
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