エレファントカシマシの「東京の空」を聴く2022/02/16 23:59:59

エレファントカシマシのアルバム「東京の空」から、第3曲は「東京の空」である。アルバムの名前でもあるこの曲は、長い。長いだけでなく、力が入っている。近藤等則のトランペットがとにかくかっこいい。トランペットがかっこいいと思えたのは、マイルス・デイヴィスを除けばあとあっただろうか。

近藤等則のことは名前だけ憶えていた。VOW にロッキン川柳という欄があって、「豆腐屋に/吹かせてみたい/近藤等則のラッパ」という字余りもいいとこの川柳が載せられていて、なぜか覚えていた。固有名詞が出てくるほどのラッパとはどういうものだろうか、ずっと気になっていた。それから20年余り、たまたまこの曲を聴く機会があり、「近藤等則のラッパ」はどういうものか、初めて知った。なるほど、これは「近藤等則のラッパ」だと得心した。もちろん、宮本浩次の歌もかっこいい。

この歌を聴いてから、天気予報で「東京の空は」と気象予報士が解説するたびに、宮本浩次の歌と近藤等則のトランペットが響いてくるようになった。

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