バードの5声のミサ曲から「アニュス・デイ」を聴く2020/06/06 23:00:00

バードの5声のミサ曲から「アニュス・デイ」を聴く
バードの5声のミサ曲から「アニュス・デイ」を聴いた。このバードの5声のミサ曲ではポリフォニーからホモフォニーへの傾斜が見られる、という意味のことをどこかで読んだ覚えがあるが、私はポリフォニーが大好きだからか、まだポリフォニーの要素が強いと感じる。もっとも、私の合唱経験は貧弱で、ホモフォニーのミサ曲を歌った経験は、シューベルトのト長調のものとシューマンのもの(ただしクレド抜き)しかないので、実体験にも欠けるし、また理論分析も全くない、ただの憶測にすぎない。

それはそうと、バードのミサ曲をかなり集中して書いてきたが、まだバードのことは聞き足りない。特にミサ曲以外のアンセムなどは聞いたことがない。したがって、まだ書くべきことも多いと思う。しかし、まあここでいったんおしまいのするのもいいかと思う。

「アニュス・デイ」の結尾を載せる。「ドナ・ノービス・パーチェム」(われらに平和を与えたまえ)。