キャンプについて考える2016/07/25 23:00

2016年07月25日
花火大会ではいいことがなかった。花火から連想するのは夏、夏から連想するのはキャンプである。キャンプではどんな経験をしただろうか。
キャンプというのは野営である。本当のキャンプはテントを設営するところから始めないといけないと思うのだが、私はそのようなキャンプはしたことがない。泊まったのは作り付けのテントか雨風をしのげる小屋だった。私のように手先が不器用で集団生活での協調が苦手な私にはありがたかった。ということは、これから私が生き延びていくのは厳しいということになる。
正しいキャンプかはともかく、キャンプという名前の行事を私は何回か体験した。そのうちのほとんどは小学生、中学生、高校生のものだけれど、1回だけ特異なキャンプがあった。児童相談所のキャンプである。
当時の私は人間関係を築くのが不得手な問題児だった。だから、小学生のとき親に連れられて児童相談所に通っていた。その間の夏休みに児童相談所が主催するキャンプがあり、参加した。
親と離れることはさほど悲しくはなかったが、知らない人ばかりで泊りがけで過ごすことは不安だった。場所ははっきりとは覚えていないが、山梨県か神奈川県の山奥の小学校だったと思う。ひょっとしたら廃校になっていた分校かもしれない。というのは、教室には子供たちが授業を受けている痕跡がまるで見当たらなかったからだ。
当時の記憶は、その教室で寝たこと、キャンプファイアーを河原で行ったこと、なんとか飯盒でご飯をたけて食えたこと、近くの森を散歩したこと、それぐらいしかない。不思議なことに、ドヴォルザークの新世界交響曲の第2楽章を聴くたび、この児童相談所で行ったキャンプのことを思い出す。

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_ まりんきょの音楽室 - 2019/12/16 13:11

最近、虐待事件などで児童相談所が扱われる機会が多くなってきているように感じる。 もちろん、児童相談所では逆位だけではなく、子供(0歳から18歳まで)のことは何でも相談に応じ