バッハの無伴奏バイオリンパルティータの編曲2016/06/30 23:39:33

敬愛するピアノ奏者のM氏によると、3大ピアノ編曲(トランスクリプション)は、ラフマニノフによるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータホ長調とブゾーニによるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータニ短調のシャコンヌ、そしてあと一曲なのだそうだ。あとひとつは忘れた。原曲をバッハに限っていたのかはわからない。もしバッハに限っていたなら、ゴドフスキーによる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタト短調が来るのかもしれない。

さて、このラフマニノフの編曲は、なんといっても清々しい。前奏曲はヴァイオリン原曲は結構速いのだが、ピアノ編曲になると音が増すためか原曲よりは遅めになってしまう。ピアノでもなるべく速い演奏が好みである。もちろん、途中で崩壊しないことが前提だ。