水中、それは苦しいの『農業、校長、そして手品』を聴く ― 2025/11/10 12:16:00
きのうはふとしたことで、「水中、それは苦しい」の『農業、校長、そして手品』を聴いた。「水中、それは苦しい」というのはバンド名である。このバンドは、ボーカル&ギター、ドラムス、バイオリンの3人組(スリーピースバンド)である。ロックにバイオリンがいるのは珍しい。一度聴いて、即座に気に入った。バイオリンという弦楽器があるから、というのもあるが、何といっても正統的なロックという気がしたからだ。何をもって正統的なロックというのかの定義は定かではないが、私の中では、自分が気に入ったロックが正統的なロックだという、倒錯した定義にしている。
なお、バイオリンを担当している「セクシーパスタ林三」氏は越谷市の出身であり、これもまた好きになった理由でもある。
取り残されていく ― 2025/10/07 13:58:57
部屋を整理しようとCDの入った箱を見ていると、知人から頂いた CD が出てきた。CD には知人のお子さんの名前と、お子さんの弾いたヴァイオリン協奏曲が書かれている。そういえば、このお子さんはどうしているだろうかと思いインターネットで検索してみると、最近行われた国際音楽コンクールで上位入賞していることがわかった。若い人はこうやってどんどん活躍している。私は取り残されているが、まあそれもいいだろう。
「ニュー・シネマ・パラダイス」の音楽を聴く ― 2025/08/24 10:32:51
きのうはエンニオ・モリコーネの「さすらいの口笛」を記事にした。その記事では「ニュー・シネマ・パラダイス」などの映画音楽で有名だ
、と書いていた。実際、きのうの記事で「さすらいの口笛」をとり上げたのは少し前に映画音楽の特集をテレビでやっていて、そのときにモリコーネが「荒野の用心棒」や「ニュー・シネマ・パラダイス」などの映画音楽で有名だ、と紹介されていたからだ。そして、そのとき流れていた「さすらいの口笛」がミラシドで始まることを発見したのだった。
私は映画を見ることがめったになく、「ニュー・シネマ・パラダイス」も見たことがない。「ニュー・シネマ・パラダイス」の音楽を知ったのは、たぶん二十年ほど前のことだと思う。誰かの紹介で、バイオリンを弾く少年のピアノ伴奏をすることになり、その少年が持ってきたのがこの「ニュー・シネマ・パラダイス」だった。音楽もよかったが、なによりこの音楽を選んできた少年の鑑識眼に唸ってしまったのだった。もちろん、この音楽は当時から知られていて、私がそれまで知らなかったのはうかつだったのはさておき、ここで一緒に少年と音楽を作り上げられたのはいい思い出だった。
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を聴く ― 2025/07/25 19:38:34
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を聴いた。数年前に聴いた覚えがあり、緩徐楽章である第1楽章と第3楽章は忘れていたが、第2楽章と第4楽章はわずかに覚えていた。私にとって、緩徐楽章はたとえ大作曲家の傑作であっても、なかなか一度で覚えることはできない。もっと聴いていかないといけない。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴く ― 2025/01/24 10:24:30
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いた。チャイコフスキーは本当にプロだと思う。聴かせるところをきっちり作っている。このプロ根性には頭が下がる。
第2楽章はまぎれもない「ミラシド」で始まる。浪花節だと思う。私(たち)のようなアマチュアが(チャイコフスキーに限らない)クラシック音楽を演奏するとよく「そんな弾き方では浪花節になってしまいますよ」と指導者からいさめられることがよくある。しかし、私はそんなとき、内心で反抗する。「浪花節で何が悪い」と。
エルガーのヴァイオリン協奏曲を聴く ― 2025/01/15 21:50:52
エルガーのヴァイオリン協奏曲ロ短調を聴いた。けっこうおもしろかった。
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番を聴く ― 2024/05/21 22:36:11
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番を聴いた。プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番より「弱い」気がしていたが、今聴くと弱いというよりは丸くなった気がした。それでも気分よく聴けたのでよしとしよう。
「美しきロスマリン」を練習する ― 2024/03/19 21:53:59
チェロの分際で何を言うか、という声もあるだろうが、クライスラーの「美しきロスマリン」を練習することにした。クライスラーの作品は「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」と「ベートーヴェンの主題によるロンディーノ」の4曲しか知らない俺だが、この4曲は大好きだ。それで、チェロでも弾けるのではないかと思ってたまたま楽譜のあった「美しきロスマリン」に挑戦したが、見事に撃沈した。チェロの先生は「ヴァイオリンだとすらすらできることが、チェロには難しいんですよね。ヨーヨーマはこの曲を演奏していて、ヨーヨーマぐらいになるとヴァイオリンのように弾きこなしていますけれど」と言われ、意気消沈した。
フォーレの「ペレアスとメリザンド」から「糸を紡ぐ女」を聴く ― 2024/02/19 19:36:32
フォーレの「ペレアスとメリザンド Op.80」から「糸を紡ぐ女(Fileuse)」を聴いた。「糸紡ぎ」というのは、音楽的なものなのだろうか。フォーレのオペラ「ペネロペ」にも糸を紡ぐ場面につけられた音楽があるし、ほかにもいろいろな作曲家の「紡ぎ歌」がある。この「ペレアスとメリザンド」の「糸を紡ぐ女」には、レオポルド・アウアーによるヴァイオリンとピアノのための編曲がある。ただ、この編曲はヴァイオリンの細かな音形が最初に出るので、あまり好きではない。
下の楽譜は、アウアー編曲の楽譜をさらに改変して、ヴァイオリンがメロディーを奏するようにしたものだ。
ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲を聴く ― 2024/02/10 09:47:24
ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いた。ストラヴィンスキーは芸風をいろいろ変えている作曲家で、この曲を聴くと、とても「春の祭典」と同じ作曲家とは信じられない。私は「春の祭典」も、「ヴァイオリン協奏曲」も、どちらも好きだ。この協奏曲のアリアⅡを聴くと、私はグリーグの「ホルベルクの時代から」のアリアを思い出す。
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