方向感覚が破壊される ― 2026/01/01 23:59:59
この日は、めったに来ない場所を散歩していた。めったに来ないとはいえ、確実に地理を把握している場所もある。そう思って散歩を始めた。散歩の楽しみには、自分がどこか知らないところを歩くことがある。そして知らない場所をずっと楽しみながら歩いていた。するととつぜん、自分が知っているに出た。ふつう、知らない場所から知っている場所への帰還は徐々に訪れる。ところが、この日の帰還は、自分が知らない場所から知っている場所へ、急にタイムスリップしたかのようだった。これには驚いた。こんなことがあるのだろうか。ひょっとしてこれは、私が耄碌した徘徊老人になったということの始まりなのだろうか。それにしても、元日しょっぱなから方向感覚の破壊を味わってしまうとは、先が思いやられる。
桐谷広人氏の広島弁に安心する ― 2026/01/02 23:59:59
桐谷広人氏は、将棋のプロ棋士である。ただ世間では、株式投資の桐谷氏だったり、株主優待の桐谷氏というほうが通りがいいだろう。さて、きのう放映された「月曜から夜ふかし 元日スペシャル」という番組があり、たまたまその録画を見ていた。この番組による桐谷氏は「面白い人」という印象が強い。私もそう思う。ただ私が一番強く印象に残るのは、桐谷氏が終止広島のことばで話していることである。ここでいう広島のことばとは、方言特有の語彙のことではなく、話し方のイントネーションのことである。桐谷氏は広島県竹原市の出身である。桐谷氏の早口の語り口を聞いていると、なぜだか安心する。
『岬めぐり』を思い出す ― 2026/01/03 22:34:59
今日は久しぶりにバスに乗った。バスが出てくる歌がないだろうかと思いを巡らせていると、そういえば、『岬めぐり』があることに気付いた。楽譜にするのは後にしよう。
『相棒』で使われている音楽を思い出す ― 2026/01/04 21:36:49
『相棒』のseason7第10話をテレビで見ていると、渡哲也のような俳優が出ていた。あとで調べると渡哲也その人だった。まだ私も少しは記憶力があるようだった。
それはそれとして、このドラマでどんな音楽が使われているか気になった。最初に気づいたのは、ショパンの「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」だった。その次は、サティの「グノシェンヌ第1番」だった。この2曲はどちらもピアノ独奏のオリジナルに近い演奏だったと思う。その次にわかったのは、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」だった。こちらは、演奏はオリジナルとは違い、少し軽めの、また楽器も弦楽だけでなく他の楽器も入ったオーケストラで演奏されたような気がしたが、はっきりとは覚えていない。
最近、いろいろなものを見たり聞いたりしても、過去に見たことがあるのかどうか、聞いたころがあるのかどうか思い出せないことが多い。そして、かりに思い出せたとしても、それがどういう名前のものなのか、いつ見聞きしたものなのか、さっぱり忘れていることがしばしばだ。そういうものだと思うしかない。
シルヴィ・ヴァルタンの「あなたのとりこ」を聞く ― 2026/01/05 10:21:07
シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)の「あなたのとりこ(Irrésistiblement)」を聞いた。楽譜は下に示した通りだ。当然のことながら、原曲の、はずむような明るさが、コンピュータの音では出ない。
歌手の Sylvie Vartan は、「シルヴィ・バルタン」と書かれるのが今は普通だと思う。Sylvie をシルヴィとするのに抵抗はないが、Vartan をヴァルタンとするのに抵抗があるのは、やはりバルタン星人の威力が未だに強いからだろうか。
ブラームス「悲劇的序曲」を聞く ― 2026/01/06 22:27:29
ブラームスの「悲劇的序曲」を聴いた。「大学祝典序曲」のほうは何度も聴いたことがあるし、途中まで練習したこともあるが、「悲劇的序曲」を聞くのは久しぶりだ。ひょっとしたら、初めてかもしれない。通して聴いてみたら、確かにブラームスらしい音楽だ。気に入ったところがあれば楽譜に書くのだが、まだ全体像がつかめなかったので楽譜にするのはやめておく。
『ザ・ベストテン』のオープニング曲を聴く ― 2026/01/07 20:00:18
NHKの「あさイチ」を見ていたら、いろいろなテーマで雑誌の編集者が話題を紹介するコーナーがあった。そのとき、どこかで聞いたことがある音楽が聞こえてきた。身近にいる人に「これはひょっとして、『ザ・ベストテン』か?」と尋ねたら「そうだよ」と答えた。
身近な人からは、「このころの音楽って、使いべりのしないのがけっこうあるよね」ということばもあった。私も同意した。『使いべりのしない音楽』は身近な人と私の最近の流行語になっている。
『亡き王女のためのパヴァーヌ』を聴く ― 2026/01/08 22:34:30
きょうはビデオをいろいろ見て聴いていたが、ハンマークラヴィアの4楽章だけとか、惑星の『火星』だけとか、曲の一部分だけを聴いてばかりだった。唯一一曲通して聴いたのがラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』だった。
大学生の時、高校で同じクラスだったMくんとばったり会った。このパヴァーヌの話題になって、「ギターに編曲したいから楽譜を持っていたら貸してくれないか」と言われ、連絡帳に載っていたMくんの住所をたよりにMくんの自宅まで渡しに行った。留守だったのか何かで、楽譜をそのままポストに入れただけで帰ってしまった。その後Mくんと会ったとき、「なんでお前ぶっきらぼうに楽譜だけ入れておくんだよ」とあきれられた。そんなことを、オーケストラ版の曲を聴きながら思い出した。
アイーダトランペットを見る ― 2026/01/09 14:52:54
歌劇「アイーダ」の演奏会形式の映像を見た。私は「アイーダ」をほとんど知らない。舞台に象などの動物が出てくるのだろうとか、凱旋の場に出てくるアイーダトランペットというのがあるとか、それぐらいしか知らない。さて映像を見てみた。演奏会形式だから象は当然いない。アイーダトランペットはどんなものだろう、と見たら、舞台の上手と下手にそれぞれ3人いて、有名な旋律を吹いていた。確かに管が長かった。旗は吊り下げられていなかったが、他の曲で宣伝のために旗を吊り下げるのにはよさそうだ。それから、ヴェルディの歌劇によく使われるチンバッソも見ることができた。なかなか面白い形だ。ただ、肝心のアリアや合唱をまじめに聴いていなかった。時間を見つけて聴こう。
アブサンを飲む ― 2026/01/10 12:57:09
昨日は某所に行って昔からの仲間といろいろ飲んで話してきた。某所では最初にビールを、2杯目にズブロッカを頼んだ。さて3杯目に何にしようかと思い、先輩から勧めでアブサンを飲むことにした。アブサンで身を滅ぼした有名人にロートレックや、ゴッホ、ヴェルレーヌなどがいたという(実際には偽アブサンだったようだ)ので、私も有名な廃人になりたいと思って飲んでみた。実際には非常にうまい酒で、こればかり飲んでいたら廃人になると思ったほどだった。次にこの某所に行けるのはいつになるかはわからないが、この某所でアブサンを飲むのを楽しみに元気に生きて行こう。
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