いしだあゆみの訃報に接する2025/03/22 23:37:18

少し前に、いしだあゆみが亡くなったことを知った。いしだあゆみといえばなんといっても『ブルーライトヨコハマ』である。この曲が発売されたのは1968年だというが、私はもっとあとになってから聞いた気がする。私にとっての最初の歌謡曲はピンキーとキラーズの『恋の季節』で、これも1968年発売だから、昔覚えていることといったらいい加減なものだ。

やはり昔のことだが、親が「歌のない歌謡曲1974」という題のレコードを買ってきた。1974 は西暦を指すと思うが、ひょっとしたら 1972 かもしれない。そして、歌のない歌謡曲と言うのは、クラシックの無言歌と似てはいるが、実際にはカラオケである。当時からカラオケはあったかどうかは覚えていないが、歌のない歌謡曲という言い方はよくしていたように思う。そしてこのレコードには、(歌のない)『ブルーライトヨコハマ』が収められていたように思う。ほかにもこのレコードにはカルメン・マキの(やはり歌のない)『時には母のない子のように』が収められていたようにも思う。クラシックも聴いていたが、私の音楽の骨格は歌謡曲だ。もう、今となっては、歌謡曲ということばも、流行歌ということばも、死語だろう。さびしい。

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