伊藤匠七段の叡王獲得を喜ぶ2024/06/20 19:38:30

将棋の伊藤匠七段が叡王を藤井聡太八冠から獲得した。すばらしい。伊藤叡王、おめでとうございます。

藤井聡太から番勝負でリードしたのはこの叡王戦での伊藤が初めてであり、これには驚いた。一度追いつかれ2勝2敗になったが、それから突き放して本日の最終戦で勝利したのだ。

私が伊藤匠の名前を知ったのは、2021年4月に放映された、第71回NHK杯1回戦第2局だった。相手は松尾歩八段、セクシーの名前が似合う強豪である。このときの伊藤へのインタビューは今でも覚えている。初出場の印象は、と聞かれて、伊藤が「子供のころからずっと夢見ていた舞台ですので…・・」と答えたことを受け、解説者であり、また伊藤の師匠でもある宮田利男八段が、「いまでも子供じゃないか……」とコメントしていたのには、思わず笑ってしまった。詳しくは、宮田八段の名解説一公の将棋雑記所収)を参照。

伊藤匠は21歳。もう立派な大人である。私が伊藤匠が好きなのは、棋力もそうだが、きゃしゃにあ顔つきに似合わぬ、よく響く低音なのだ。

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