本の賞味期限を考える ― 2022/03/31 23:59:59
最近古本屋に行った。その古本屋は中は明るく場所も広いが、ジャンル別には揃えられていない。まあ、昔ながらの古本屋とブックオフの間あたりということだろうか。
さて、その古本屋である分野の本がないかどうか探してきた(ビニ本の類ではない)。確かに4,5 冊はあったのだが、1冊が 80 円だったほかは残りはみな 380 円だった。なぜこんなに高いのだろうか。
380 円は高くはない、という人がいるかもしれない。しかし、私が見るところ、その分野はけっこう年数が経過すると役に立たなくなるのだ。役に立たなくなれば価値は減るから、もっと安い値段をつけてもいいはずだ。しかし、ついていない。これはこの書店の店主(かその店舗の値付けの仕組み)が、値段の付け方がわかっていない証拠ではないか。
結局、私は4,5冊のうち、ただ1冊あった80円の本と、380円の本のうちもっとも新しく、さほど価値も減じていないだろう本の2冊を買った。本にも賞味期限があるのだ。
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