ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/42 を聴く2020/12/11 19:24:45

ハイドン ピアノソナタ ニ長調 Hob XVI/42 第1楽章

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/42 を聴いた。長いアンダンテと短いヴィヴァーチェ・アッサイの2楽章からなる。アンダンテは同じ節回しが続くので飽きてくるのだが、中間部の短調でドラマチックになるので全体としては単調さから逃れている。写真は第1楽章の冒頭である。

ヴィヴァーチェ・アッサイは少し半音階の風味が聴いた楽しいロンドだ。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/50 を聴く2020/12/12 21:36:09

ハイドンのピアノソナタ XVI-50第1楽章

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/50 を聴いた。ハ長調のこのソナタは、ハイドンのピアノソナタの中では知られている。冒頭のCのオクターブの繰り返しが憎い。どんな和声が来ても揺らがない、という意志を感じる。このオクターブのバッテリーは細かくなってのちにも使われる。

第2楽章や第3楽章はこの第1楽章に比べると少し力不足だと思う。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/30 を聴く2020/12/13 17:04:19

ハイドン ピアノソナタ イ長調 Hob XVI/30 第1楽章よりホルンの音形

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/30 を聴いた。2楽章形式だが、第1楽章の後半にアダージョが付け加わっているので、3楽章形式なのかもしれない。

第1楽章の Allegro では、ホルンの音形を模した響きが聞こえる。そういえば、スカルラッティのイ長調のソナタに、冒頭ホルンの響きを模した音形で始まるのがあった。

第2楽章はデンボ・ディ・メヌエットで、ハイドンに限らず古典派の作品でメヌエットが入ると退屈するのだが、なぜかこの楽章は退屈しなかった。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/43 を聴く2020/12/14 22:37:02

ハイドン ピアノソナタ Hob XVI/43 第1楽章

ハイドンのピアノソナタ変イ長調 Hob XVI/43 を聴いた。ハイドンのピアノソナタはヴィヴァルディほどではないが類型化できるように思える。このソナタの第1楽章は、ソナチネアルバムにも掲載されているので有名なハ長調Hob XVI/35 と似ているようだ。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/49 を聴く2020/12/15 20:29:59

ハイドン ピアノソナタ Hob XVI/49 第1楽章

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/49 を聴いた。この変ホ長調のソナタは、同じ変ホ長調のソナタである Hob XVI/52 についでよく弾かれている。

このピアノソナタの第1楽章はアウフタクトで始まる。このアウフタクトは16分音符4回であり、次に4分音符2回と組み合わさって第1主題を構成する。ところでこのソナタに限らず、ハイドンのピアノソナタは16分音符4回と4分音符1回の組み合わせが妙に多いような気がする。

と書いたら、実は16分音符4回の次は8分音符1回で、次に8分休符1回と4分休符1回だった。恥ずかしいが、このまま残しておく。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/45 を聴く2020/12/16 23:00:00

ハイドン ピアノソナタ Hob XVI/45 第3楽章

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/45 を聴いた。この曲は第3楽章のフィナーレが楽しい。スカルラッティのソナタを聴いているようだ。トッカータのような同音連打があちこちで現れる。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/10 を聴く2020/12/17 23:00:00

ハイドン ピアノソナタ Hob XVI/10 第3楽章

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/10 を聴いた。かなり短いソナタで、前3楽章合わせても10分未満である。聴きどころはほとんどない。第3楽章の最後は、ハイドンお得意の音形なので掲げた。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/37 を聴く2020/12/18 23:00:00

ハイドン ピアノソナタ Hob XVI/37 第1楽章

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/37 を聴いた。このニ長調のソナタは有名な部類だろう。第1楽章のフレーズが印象的だ。

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/22 を聴く2020/12/19 19:27:10

ハイドン ピアノソナタ Hob XVI/22 第1楽章

ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/22 を聴いた。ホ長調という調性ゆえか、穏やかに聞こえる。ただし、楽譜で示したような突然速いパッセージが現れるのがハイドンの特徴だろう。

岩崎宏美の「ロマンス」を聴く2020/12/20 10:40:57

ハイドン先生もいいが、歌謡曲もいい。

NHK の番組を見ていたら、ある男性歌手が岩崎宏美の「ロマンス」を歌っていた。この歌手は「〽あなたおーねがーいよーーー」のところをシャウトしていたのでびっくりもしたが新鮮でもあった。そして岩崎宏美の清潔な声と比べてしまうのだった。

Sheet Music for "ロマンス"ロマンス詞:阿久 悠曲:筒美京平

その後、この歌手がこの歌を含めたカバーアルバムを出したこともあり、このアルバムによるこの曲を聞く機会が増えた。 この歌手は当然2番も歌っていて、この歌詞にさらにびっくりした。表記は違うだろうが試みに記す。

生まれて初めて愛されて
私はきれいになっていく
甘い甘いロマンスなの
幸せな私

今、こんな歌詞は書けないだろう。