宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読む2024/10/02 23:05:39

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を久しぶりに読んだ。シベリウスの交響曲第6番を聴いて、作曲家の吉松隆が「宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のような曲だ」と言ったという話を聞いたからだ。ちなみに、吉松隆自身は、シベリウスの交響曲第6番について、こう語っている。http://yoshim.music.coocan.jp/~data/BOOKS/12keiwords.htmlから引用する。

 クラシック系音楽で最初に見初めた作曲家はシベリウスである。

 きっかけは高校1年(15歳)の時に聴いた交響曲第6番。冒頭の冷たい美しさで響く弦のコラールに、「こんなに美しい音楽がこの世の中にあったのか!」と一瞬にして心をとらえられてしまったのだ。

ということで「銀河鉄道の夜」を読んだ。何度か読んだはずなのに、あらすじをあらかた忘れてしまっていたので、新鮮な気分で読むことができた。