イベールのフルート協奏曲を聴く ― 2025/08/06 22:30:29
イベールのフルート協奏曲を聴いた。初めて聴いたのは高校生のころだったろうか。フルート協奏曲の前、イベールは「寄港地」を聴いたことはあったがよくわからなかった。ところが、このフルート協奏曲は違った。フルート協奏曲だから、当たり前だけれど第1楽章はいかにもフルートの節回しがさく裂しているのだ。久しぶりに(ひょっとしたら高校生以来か?)聴いたら、第1楽章と第3楽章の出だしだけは覚えていたが、緩徐楽章の第2楽章はさっぱり記憶になかった。第2楽章をもっと聴いてみよう。
フルートといえば、音楽仲間で懇親会が少し前にあったことを思い出した。そのとき、フルーティストの話が隣から聞こえてきたからだ。私が知っているフルーティストの名前は、オーレル・ニコレ、ジェームズ・ゴールウェイ、ジャンピエール・ランパル、エマニュエル・パユ、吉田雅夫ぐらいしか知らないから、私は当然その話題に参加しなかった。フルーティストについては昔ブログに書いたが、恥ずかしながらそれ以来全く進歩していない。私が昔聴いたフルートといえば、バッハのブランデンブルク協奏曲第5番と管弦楽組曲第2番で聴いたフルートだったが、誰が弾いたか当然思い出せるはずもない。この2曲は中央公論社の「世界の名曲」シリーズのレコードで聴いたが、もう実家にはない。「世界の名曲」はその後CD になり、ブランデンブルク協奏曲第5番と管弦楽組曲第2番はどちらも CD にも収められていて、そのときの演奏者は WEB で検索できる。ただ、レコードの演奏者とCDの演奏者が一緒という保証は全くない。
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