コーヒークリーミングパウダーの「ニド」の歌を思い出す2022/10/21 20:21:40

昔はコーヒークリーミングパウダーの宣伝をよく見かけた。コーヒーに普通入れる液体のミルクのかわりに、粉末を使う、あれである。昔はやった宣伝文句に「クリープを入れないコーヒーなんて」というのがあったことを思い出す。そして、クリープのほかにもこの種のパウダーにはいろいろな種類があった。「ニド」もその一つだ。こんな歌詞だったように思う。ニドの語源はよく知らないが、「ニド」という名称と少なくともこの歌のメロディーとは関係あると思う。というのは、最初の音と次の音のAとGは音程でいうと二度(長二度)の関係にあるからだ。そして第三音と第四音のDとCの関係もやはり二度(長二度)である。太田胃酸のコマーシャルでイ長調のショパンの前奏曲が使われている以上に、シャレを意識している。
なぜこんなことを思い出したかというと、ベートーヴェンの交響曲第9番の第3楽章のファゴットとクラリネットの序奏が、このニドの歌に似ているからだ。

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