滅私奉公ということばを思い出す2018/09/12 23:00:26

銀行関連で思い出した話をする。

音楽関係の友人である某さんに何かの勢いで手紙を出したら、手紙が返ってきた。どんな内容な手紙を出したか覚えておらず、返事も手元にないのだが、その返事のなかでこんなことが書かれていた「企業に入ると日本人は滅私奉公でまわりを考えなくなる、やりきれない。」当時の某さんは学生だった。

その後、某さんが銀行に入ると聞いて驚いた。しかもその銀行は、前の記事で取り上げた、私服で担当者に会いにいった、あの銀行であった(なお、この某さんと、前の記事の先輩とは違う人である)。これには驚いた。銀行といえば、従業員に滅私奉公を強いる企業ではないのか。さらに、当該銀行は銀行業界の中でもその滅私奉公の一番ひどいところではないのか。

その後、この某さんと何度か会った。そのたびに話をするのだが、私から滅私奉公の話をすることはない。最後にあったのはもう15年前になる。