ティペット「ピアノソナタ第3番」 ― 2007/02/26 21:51:35
イギリスの作曲家の作品は、一般に淡泊な印象がある。しかし、ティペットのこのピアノソナタはごりごりしていて、音がこれでもかというほどに氾濫している。
第1楽章は高音と低音で啀み合っているかのような主題から始まる。途中の経過句が美しい。
第2楽章は音の響きの重層性を追求した曲。
第3楽章は圧倒的な推進力で突き進む。そこかしこで聞こえるトリルは悲鳴にも似ている。
この難しい曲を1年間練習したことがある。ついぞ弾けなかったけれど、こういった辛口の曲を聞きたいと思って最近CDを買った。
第1楽章は高音と低音で啀み合っているかのような主題から始まる。途中の経過句が美しい。
第2楽章は音の響きの重層性を追求した曲。
第3楽章は圧倒的な推進力で突き進む。そこかしこで聞こえるトリルは悲鳴にも似ている。
この難しい曲を1年間練習したことがある。ついぞ弾けなかったけれど、こういった辛口の曲を聞きたいと思って最近CDを買った。
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