13の前奏曲Op.322015/12/31 10:26:39

ラフマニノフのピアノ曲を練習している。いままで食わず嫌いだったロシアの音楽に親しみたいからだ。

最近知り合った若者は、ラフマニノフが好きだがショパンは嫌いだという。その理由は、割り切れない小さい音符が嫌だ、というものだった。なるほど。

俺は若者に、「俺は音階やアルペジオが苦手だからラフマニノフは弾けない」とこぼしたら、「ラフマニノフは音階やアルペジオはそれほどないですよ」と返された。確かにそうだ。ということは食わず嫌いなのだろう。

昔から少しずつ練習しているのは Op.32 のごく一部の曲である。それならば毒を食らわば皿まで(ラフマニノフは毒なのか?)、全曲に挑戦してみることにした。

ちなみに、人によっては、Op.3-2 の嬰ハ短調、Op.23の10の前奏曲集を合わせて24の前奏曲集としていたり、さらに24曲に通して番号をふったりしているが、私はそれぞれの作品番号の通し番号を使う。