中田章道短篇詰将棋作品集39+1の誤植を発見する ― 2025/12/14 23:59:59
この日は電車に乗ってちょっと遠くに出かけていた。この日は、電車のお供の一つに入れていたのが、将棋世界 2013 年 2 月号付録の「中田章道詰将棋作品集 39+1 」である。このNo.26 は次の作品である。
解答は、☗2五銀☖同金☗3四飛☖同角☗2五金☖同玉☗1四角☖同玉☗2四金まで9手詰である。解説は次の通りだ。
3手目☗3四飛が急所の捨て駒。この手で☗4四飛と離して打つのは☖2四香合以下詰まない。☗3四飛なら☖2四香合には☗2五金☖同玉☗3六角以下詰む。(後略)
この最後の☗3六角は誤りではないかと思う。というのは☗3六角には☖3四玉と飛車を取られてしまうからだ。先手の3三銀も取られてしまいそうだから☗4四金と打つしかないが、☖3五玉でつかまらない。 したがって、☗3六角ではなく正しくは☗2四銀成だろう。こうすれば玉方は飛車を取ることも、また3筋方面に逃走することもできないので☖1六玉とするしかないが、そこで☗1七金と打てば駒余り9手となり、変化手順として割り切れる。
もちろん、こういう誤植があったからといってこの作品の価値が失われることはない。中田七段の詰将棋はいつも解くのに骨が折れる。
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